昔の人は良く名前を変えているという印象があります。
イメージとしては成人したときに幼名から名前を変えるとか、代替わりに
当主の名前を引き継ぐようなものなどがあります。
また験担ぎなのか何らかの理由はあるのでしょうが、宗門帳の注記には
理由までありませんから、なぜ名前を変えたかわからない場合もあります。
男性だけでなく女性にもありました。
単なる名を改めたでなく、「〇〇名前ニ成」で戸主に昇格?したことを
意味しているような場合もあり、高齢などで戸主から退いた場合なのか
「名退」というような注記も見たことあります。
父親の清七が病死し、息子の十助が清七の名を引き継いで戸主になり
毎月押すはんこを新しいもの(十助の時から使ってるもの?)に切り替えたので
10月~7月分までは父のはんこで8月からは息子のはんこにかわりました。
-活動日2015.10.16.(金) 団員8名+学芸員2名 郷土資料館にて-
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