歴史・訪ね・歩き@にしきた

例年の報告会の後、西宮市立北口図書館でも簡単な報告会をすることになり
「歴史・訪ね・歩き@にしきた~西宮歴史調査団の成果~」というタイトルで
2015年3月26日(木)の午後から開催されました。

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開場前から並んでくださっている方が数人いらっしゃってビックリしましたが、
最後には40人ほどの方が聞いてくださってたと思います。

図書館司書…全国の公立図書館と連携が出来ているので、遠方の図書館の蔵書も
取り寄せたり複写したものを貸出出来たりします。

橋梁班…地名でない名前の付いた橋について。
橋の名前は町名からつけられるものが多いが、架けた人の名前や故事にちなむ
縁起の良い名前などがつけられるものもある。

古文書班…西宮町宗門帳の調査活動について。
宗門帳や江戸時代の西宮町の説明や、調査活動からどんなことが分かってくるか
など基本の調査の次にできることの例を紹介。

石造物班…長部文治郎の銘の石造物について。
酒造会社の大関の祖先の長部文治郎の名前が平成に作られた玉垣にあるのを
見つけたが、今はこの名を名乗っている人はいないのではなかったか?

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西宮歴史調査団は、身近なところに残されている文化財の今ある姿を記録に残して
いくことを目的とした文化財調査ボランティアです。

調査そのものは、例えば石造物ならサイズや形状を測って、材質を確認して、
銘文があれば読み取って書き写す、ということが出来れば目的を達成したという
比較的簡単などちらかといえば単調な作業ですので、未経験の人でもやっている
うちに作業に慣れてくると思います。

そんな単調な調査の中からでも団員それぞれが面白いと思う事項を見つけて
各自で調べものをして研究っぽいことをしたりする勉強の楽しみもあります。

平成27年度は石造物班と橋梁班と古文書班と、新設の竜吐水班が活動予定です。
私の参加している古文書班などは特に人海戦術でないとなかなか調査の終わりが
見えてきませんので、多くの方が参加してくれたらいいなと思っています。

西宮歴史調査団についてのお問い合わせは西宮市立郷土資料館まで。
西宮市川添町15-26  tel:0798-33-1298  月曜休館

 

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