ラグビーと西宮

甲子園南運動場

ラグビーの聖地といえば『花園』。
ラグビーというスポーツは1899年(明治32年)に慶應に持ち込まれ、その後、今の京大や同志社に普及し、神戸にも早くから伝わっていた。

全国高等学校ラグビーフットボール大会の開催地としては、西宮と関係が深い。
1917年の第一回全国高等学校ラグビーフットボール大会が開催されたのはなんと豊中球場。
豊中球場といえば、高校野球も1915年に豊中球場で始まっている。

そして甲子園球場ができた1924年(8回大会)~1926年(10回大会)は甲子園球場で大会が行われた。
これも高校野球と同じ。高校野球もその人気で会場が手狭になり、高校野球開催のために甲子園球場が造られた。

昭和34年9月22日の室戸台風の時の甲子園南運動場当たりの被害
(出典:にしのみやオープンデータサイト (https://archives.nishi.or.jp/04_entry.php?mkey=14941

その後1928年(11回大会)~25回大会までは甲子園南運動場で行われていた。(24回大会は関西大会のみ)
そして戦後、1946年(26回大会)~27回大会、1949年(29回大会)~41回大会は西宮球場の南側にあった 西宮球技場で開催されている。

S59 西宮北口
昭和59年の西宮北口周辺(西宮球技場)


このように西宮での開催が多かったが、花園での開催が定着したのは、1962年の第42回大会から。
西宮から花園へと場所が変わったのは、東京オリンピックに向けての名神高速道路開通の工事の関係で西宮球技場で開催ができなくなったのがきっかけという。

2020年12月27日から始まった全国高等学校ラグビーフットボール大会は、記念の100回大会。その記念の年に西宮からは「関西学院」と「報徳学園」の二校が出場した。>>

投稿日時 : 2021-01-23 09:26:26

この記事の著者

編集部|J

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