レオポン (leopon) は父親がヒョウで、母親がライオンの間で生まれた子供。
ヒョウの英語名「leopard」とライオン「lion」からできた言葉。
1910年、世界で始めてインドで誕生。
その後、西宮にあった阪神パーク(現在は、その跡地がららぽーと甲子園>>になっている)で、1959年に出産に成功した。
レオポンは一代限りの雑種で、レオポン同士で子孫を作ることはできない。(現在はこのような交配はされなくなっている。)
阪神パークで誕生したのは、ヒョウの「甲子雄(かねお)」と、ライオンの「園子(そのこ)」の間の「レオ吉」「ポン子」。
その後、1961年に3頭の兄弟が誕生し「ジョニー」「チェリー」「ディジー」と名づけられた。
1970年~1985年にかけて5頭が亡くなり、5頭すべてが剥製となって阪神パーク閉園まで展示されていたが、阪神パーク閉園後、「レオ吉」と「ポン子」は天王寺動物園、「チェリー」と「ディジー」は国立科学博物館にそれぞれ引き取られた。
「ジョニー」だけが西宮に残り、リゾート施設のリゾ鳴尾浜で展示されていたが、現在そのリゾ鳴尾浜が閉鎖された。
2020年11月末でリゾ鳴尾浜が閉館した後、はたしてレオポンがどこに行くのか?
市民としては、その行方が気がかり・・・・・。
2021年1月9日の『2時間SP 日本のお宝大公開!』では、国立科学博物館に所蔵されているレオポンが紹介されてレオポンの注目度が上がっていたが、西宮市出身の芦田愛菜さんも出演していた番組だけに、レオポンが生まれたのが西宮の阪神パークであったことや西宮にいる「ジョニー」を紹介してほしかった(^_-)-☆
2020年秋に公開されていた小栗旬・星野源主演の映画『罪の声』の中でも、阪神パークやレオポンが出てきていた。