映画『にしきたショパン』撮影現場レポートvol.1

映画『にしきたショパン』

西宮北口のピアノバーのマスターを主人公に描いた香盛修平著『マスター先生』が、この世に誕生したのが2015年。

今回製作中の映画は『マスター先生』をベースにしているが、阪神淡路大震災の記憶を伝えることと、左手のピアニストを応援する映画にしたいという原作者の願いを受けて新たな設定・ストーリーが生まれ、より深い人間ドラマとなっている。

今となってはこの本の帯に、茂木大輔さんが「映画化熱希望!!出演熱希望!(笑)?」と書かれたことがすべての始まりではなかったかという気もするが、香盛(近藤)修平さんと竹本祥乃監督の出会いが最後のピースとなって、映画化へと動き出している。

特に日本では、こういう自主制作の道は資金面もさることながら、すべての環境が厳しい。
しかし、竹本監督と近藤プロデューサーの想いが、人から人へと伝播しロケ地を始め撮影環境も整ってきた。
そんな映画化への道が、平成から令和へと続く10連休中の6日間で始まったので現場取材させていただいた。

映画の題名は『にしきたショパン』

4月28日のクランクインはJR西宮駅近くの西宮卸売市場。
この日は、凛子(水田汐音さん)一人のシーンから始まった。この映画は、阪神淡路大震災が重要なファクターでもある。

午後はW主演の鍵太郎(中村拳司さん)が加わり、撮影場所を夙川グリーンタウン前に移し、鍵太郎が凛子を探し回るシーンの撮影。
グリーンタウンの組合の方々にもお世話になり、たくさんの声援もいただいた。

この日はもう一カ所、寿町の阪急電車沿いでも撮影。
撮影に気づかれた近くのマンションの方が、ベランダから見学する場面も・・・(^_-)-☆
映画『にしきたショパン』

撮影スタッフはこの後さらに、西宮北口周辺へと移動していった。。。。

次に私が現場に行ったのは撮影4日目の令和元年5月1日。
この日はこの映画にとって特別な場所での撮影。このロケ地にたどり着いたのも、人から人へのご縁。
いい作品に仕上がることで、きっとこの恩返しをしてくれるはず。
初日に会った二人の服装とは違い、鍵太郎は学生服姿、凛子もセーラー服。
そう、今日は彼らの高校時代を撮影。

撮影現場としては十分すぎるほど贅沢な環境に、出演者・スタッフの熱もこもる。

映画『にしきたショパン』
茂木先生役の茂木大輔さん

10連休を利用した前半の集中撮影も5月3日の西宮市内の教会で一区切り。
クランクアップの予定は9月末。

また次のレポートをお楽しみに(^_−)−☆

この6日間で撮影したものの3分のダイジェスト版が
5月26日(日) 17時~ 神戸アートヴィレッジセンターにて上映!!
事前申し込みが必要となります。

ロケ地のほとんどが西宮になる予定のこの映画。
今後はクラウドファンディングにも挑戦しながら、スポンサーも募っていくという。

<主な出演者>
水田汐音・中村拳司
泉高弘・ルナ ジャネッティ・野々村亜梨沙・石井陽太・澤井彩華・コールマン開
楠部知子・とみずみほ・鈴木ただし
茂木大輔(友情出演)
<監督>
竹本 祥乃(よしの)
<プロデューサー>
近藤 修平

映画化・国際映画祭への挑戦に向けてご協賛・ご寄付をいただける方は『にしきたショパン製作委員会』 nishichopin★gmail.com までご連絡ください。(1口5000円)

ご協賛、ご寄付いただいた皆様には口数に応じてクラウドファンディング等と同等の返礼を予定。
振込口座(口座名)にしきたショパン製作委員会 代表近藤修平
    (銀行名)ゆうちょ銀行 記号14330 番号94345391
ゆうちょ銀行以外からお振込される場合 
店名 四三八  店番 438  普通4934539 

投稿日時 : 2019-05-11 10:41:20

更新日時 : 2024-05-02 11:30:31

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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