2014年の開門神事(福男選び)は開門直後、赤門付近で大勢の参加者が転倒するという幕開けとなった。
すでに 昨日第一弾の記事や動画は上げているが、昨日撮影した赤門付近の写真を 時系列に並べてみた。1番福や3番福の方の姿も見つけました。開門神事講社の方々のご苦労も含めて、赤門付近の様子をどうぞ。
それにしても、今年の福男の赤門付近は大変だった。えべっさんのご加護なのでしょう大きな怪我もなく、皆さん立ち上がって走られたようですが、まさにそこが大波乱の幕開けでした。
もうすぐ午前五時。深夜のくじ引きでAグループを引き当てた方も一旦、足を伸ばしてウォーミングアップができる時間帯。Aグループ108人の後はBグループ。(ここまでがくじ引きの当選者)
6時の開門が近づくと、赤門の内側では開門神事講社の方々が平尾亮講長を中心に段々緊張感を増していく。元福男でもある平尾さんの福男にかける思いは熱い。
赤門の外側で膨らんでいく熱気を感じながら、最後の確認が行われる。閂を外した後、外からの圧力を7人の講社の法被を着た人たちが押さえる。6時丁度、本殿では開門の合図の太鼓が鳴りだし、平尾さんの「開門!!」のかけ声とともに赤門が開く。平尾さんが松葉杖を取ると開門間近。
開門神事講社のメンバーは皆さんこの神事にかける思いが強い。歴代の福男の方々も法被を着て裏方として恩返し。開門の号令とともに、参加者の邪魔にならないようにと、シュミレーション通り一目散に逃げる。
赤門は真ん中から、観音開きに開いていくので、当然真ん中にいる人が有利。ただ、今回のようにハプニングが起こると一気に混沌とする。(下の右端の写真には 1番福となった京田さんの姿が)
本当に開門と同時に倒れた人があったようで、そこで次々と巻き込まれていく人が・・・
混乱から抜け出した人たちが走り出す。(下の写真には3番福の岸本さんの姿を確認)
Aグループの先頭から始まった大混乱もやっと終ると、クジに外れた一般の方々の大軍団が、先導のガードマンとともに赤門にさいか買って来る。ガードマンも走る!走る!!
福男になった3人と、参拝されたたくさんの方々に福が来る一年でありますように!!