今日は見学者が来られて、お試し体験もしてみて参加することに決めたようです。
より大所帯になる古文書班ですが、調査2年目の浜石在町宗門帳97冊のうち
水濡れ虫食いなど傷みがひどくてめくれないもの何冊かはひとまず調査せず
そのままで保存するとして、のこりの未調査冊数は20冊余となりました。
以前の浜東町と違い浜石在町は面積が狭く住人も少なく、宗門帳1冊の記載が
50軒程度のものが多かったので、冊数だけみるとどんどん片付いてきた感じです。
この後コロナ流行で活動中止などなければ今年度中に原本の調査は終わるかも
しれない?ところまで来ているようです。
記載方法や用語が若干違ったり、持ち家を売る人がいたり、浜東町と浜石在町で
違う点などをいくつか紹介してきました。
そして今日の調査中に気が付いたのですが、浜石在町には3人の医者名があります。
宗門帳の年代や残り具合が違うので単純に比較はできず、さらにその中でたまたま
私が目にした範囲内という偏りがありますが、浜東町となんか違うと感じています。
このようなことをきちんと確認するには、原本調査に続くデータ入力を完成させて、
そのデータ一覧や抽出比較をしたりしてやっとわかることになります。
なのでまだまだ調査作業は続きます!
-活動日2020.9.16.(水) 団員9名+学芸員1名 郷土資料館にて-
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