*

調査団 竜吐水班・190326・名塩分団

      2019/04/09

年度末の報告会は終わりましたが、その後も年度内ぎりぎりまで調査活動をしました。
今回は名塩分団に伺って、詰所の壁に古い写真や表彰状などがあるのと、法被や
半鐘や古い団旗などを確認しました。

この古い団旗には「名塩消防團」とありますがよく見ると「塩瀬警防團」だったのを消して
上から書き直してあります。

「警防団」とは、江戸の町火消にもつながるような「消防組」と、昭和初期に軍部の指導で
作られた「防護団」とが統合されて出来た、国民が防空防火活動に関わる組織です。
昭和14年に警防団令施行の時にこの旗に描かれているマークも作られましたが、戦後
昭和22年の消防団令施行により警防団は廃止されました。
立派な旗なので名前を訂正して、警防団のマークの上に「消」を書き足して消防団の旗
として使い続けていたのでしよう。
名塩村+生瀬村で塩瀬村だったのにここで名塩と名乗っているのは、生瀬にも消防団が
新しく出来たのでしようか? ちょっと調べてみないとわかりませんね。
 
この他に木之元と東久保の倉庫も調査しましたが、こちらには古い道具はありませんでした。

- 活動日2019.3.26.(火)  団員5名+学芸員2名 -

これは西宮歴史調査団公式ブログではなく、団員による個人的なブログです。
西宮歴史調査団についてのお問い合わせは西宮市立郷土資料館まで。
西宮市川添町15-26  tel:0798-33-1298  月曜休館

 -竜吐水班

  関連記事

調査団 竜吐水班・150614・活動開始

今年度から、竜吐水(りゅうどすい)班がスタートしました。 まずは担当学芸員からメンバー募集の案内を兼

調査団 竜吐水班・160117・生瀬浄橋寺

毎年1月26日の文化財防火デーの頃にお寺などで防火訓練が行われています。 今年は竜吐水を調査している

調査団 竜吐水班・草双紙の竜吐水(その2)

竜吐水の挿絵がないかと国立国会図書館デジタルコレクションを探しました。1710年~1799年の草双紙

調査団 竜吐水班・180522・北村源兵衛

生瀬の浄橋寺にある竜吐水を制作した北村源兵衛の御子孫が今もいらっしゃると わかり、大阪玉造にある株式

調査団 竜吐水班・160308・山口地区消防分団

竜吐水班二回目の消防分団調査は山口地区へ行きました。 船坂分団の火の見櫓には今も半鐘が吊り下げられて

調査団 竜吐水班・草双紙の自身番

火の見櫓やはしごは自身番屋に作られていた、というので自身番について調べると江戸の町運営のややこしい話

調査団 竜吐水班・草双紙の火の見台

家の屋根の上にも用水桶が乗っていましたが、桶はなくて柵だけのものもあってわりとよく人が登っていて、本

調査団 竜吐水班・160709・収蔵品調査

各地の消防分団など調査に行っている竜吐水班ですが、西宮市立郷土資料館に 収蔵している竜吐水について調

調査団 竜吐水班・火の用心見立そうし

「火の用心見立そうし」という資料の中にも竜吐水の挿絵がありました。国立国会図書館デジタルコレクション

調査団 竜吐水班・171202・消防分団調査

竜吐水班の消防分団調査、今回は安井・芦原・甲子園口・上甲子園と4か所の 分団倉庫に行き、昔の消防道具