私の担当の部分10軒の縮図は一応描けたので、次にとりかかる土地所有者名の
貼紙の確認を少しだけしてみました。
男性戸主名や判子は代々受け継いだりするのでそれだけでは決め手に欠けますが、
前にも記事にしましたが判子を変更したときの宗門帳がみつかれば、この水帳の
年代を絞り込む重要な資料となります。
ちょうど萬屋平五郎の印形改が見つかり、たまたま画像ファイルにある宗門帳の
写真の中に文久元(1861)年の改印後の宗門帳がありました。
年代をさかのぼって改印したときの宗門帳が残っていればいいなぁと思いすこし
調べてみましたが、すぐ見ることのできた天保14(1843)年では古い方の判子が
押されていたので、簡単には見つからないようです。
-活動日2016.6.17.(金) 団員11名+学芸員1名 郷土資料館にて-
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