古文書班

筆文字の崩し字は楷書では似てなくてもよく似ている文字などもありますが、 もともと似ている文字はさらに似てきてわからなくなります。 悩む筆頭と言ってもいいのが名前によく使われる「右と左」です。 　 惣左衛門(そうざえもん)　　　　　　　　半...

単調な翻刻作業の中、個人的に面白いと思うことを紹介しているのですが、 面白いには「興味深い」と「楽しい」のちょっと違った意味があります。 今回の記事は私にとっては「楽しい」です。

真言宗の寺は西宮町に一つと、そのほか現西宮市域にいくつかあったようで いろいろな村名が出てきました。

私が宗門帳を読んでいて職業のわかるケースは医師だけですが、 他の冊子には別の職業も出てきたそうです。 屋号の前に「座頭」とありますね。 「ざがしら」と読むと興行などの一座のリーダーのことでしょうが、 おそらく「ざとう」と読む盲目で鍼灸やあ...

「文久元(1861)辛酉年十月禅真言法花宗門帳」の間に書状が挟まっていました。

昨年の翻刻の中で若い戸主を紹介しましたが、またまた幼い戸主がいました。

まだ翻刻の途中ですが、ざっと見たところ禅宗の旦那寺は西宮町の寺ばかりのようです。

職業のわかるケースは、今のところ医者しか見たことがないです。 去年他のメンバーが担当していたものも、今回私が担当しているものも、 冊子の一番最初に記載されていました。 醫師　鎌田　年四十一　　 三伯　´ －活動日2013.7.2...