武庫大橋は、1926年(大正15年)の国道改修によって橋梁建築士・増田淳氏によって造られ、日本百名橋として登録されている。
鉄筋コンクリートの橋だが、側面には人造擬石の装飾がされたモダンな雰囲気のあるアーチのある橋は中央部にバルコニーがあり、高欄は北木石(きたぎいし)という花崗岩の一種が使われている。
1970年代ごろまでは、路面電車の阪神国道線が通っていた。
北尾鐐之助は「阪神風景漫歩」で『この武庫川まで来ると、はっきりと、東西に文化の程度が変わっているのに気がつく。赤い、青い屋根は、武庫川を西に越すと著しく殖える。山が近いのだ。』と書いている。➡︎
兵庫県の近代歴史遺産にも登録されている。
「坂本ですが?」の漫画やアニメにも出てくる橋。