国道二号線は大阪市北区から北九州市門司区へ至る一般国道。
昔の山陽道がその前身。
大阪から神戸までの区間は、大正時代に阪神国道電軌によって建設されたので、1975年(昭和50年)に廃止されるまで路面電車が通っていた。
かつては、この国道二号線に阪神国道電軌が路面電車を走らせていたこともあり、阪神国道と呼ぶ人が多かった。
大阪ー神戸間は、「第二阪神国道」である国道43号に対して「第一阪神国道」とか「一国(いちこく)」と呼ばれていたが、近年は国道2号を指して「二国(にこく)」と呼称する人もいる。
尼崎と西宮の間を流れる 武庫川>>にかかる『武庫大橋』>>は、日本百名橋に選ばれており、土木学会選奨土木遺産にも認定されている。
国道二号線沿いには、大きな会社や工場も多い。
すでに新しい建物が建つアサヒビール(2012年修了)や2019年末で生産を終了した森永乳業も阪神国道駅のそばにあった。
アサヒビールの工場があった跡地(2016年) 森永乳業(2018年)