この写真の国道2号にかかる武庫大橋>>は西宮市と尼崎市の間の橋で、橋梁建築士として第一人者と言われる増田淳の指導のもと、1925年8月から1年4か月をかけて造られました。かつては路面電車の阪神国道線がありました。
橋の中央部にバルコニーがあり、日本百名橋として登録され見学者も多い橋です。1993年には改修が施されました。
北尾鐐之助は「阪神風景漫歩」➡でここからの眺めを『この武庫川まで来ると、はつきりと、東西に文化の程度が変つているのに気がつく。赤い、青い屋根は、武庫川を西に越すと著しく殖える。山が近いのだ。』と書いています。