東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町で3月15日〜16日に女川復幸祭が行われる。
「津波が来たら高台へ逃げる」という、津波避難の基本を後世へ伝え続けるために、東日本大震災で女川町に津波が到達した3時32分にスタートして 上り坂を300m駆け上がり、女川の高台・女川中学「いのちの石碑」を目指して走り、先着3名を女川復幸男として認定する祭りとして伝承する。
これは1月10日に西宮神社で行われる「開門神事福男選び」を参考にした祭りというご縁で、今回は開門神事講社の平尾講長と今年の福男が女川復幸祭に参加することになった。
東北の被災地へのエールとして使われた黄色い手袋が配布され、平尾講長の合図とともに参加者が駆け上がるという。
先着3名の復幸男には、西宮神社の福男から副賞として「えびす木像」を贈呈する。
<写真は 2014年の西宮神社の開門神事・福男選び>