2016年の改正学校教育法施行で義務教育学校が認められ、「6+3」年制以外の学年区分の変更が認められたり、中学で学ぶ内容を小学校の学年で先取りするカリキュラム作りができるようになっている。
その動きの中で、兵庫県内で4校目の公立の小中一貫校が西宮浜にできた。
正式な校名は「西宮市立総合教育センター付属西宮浜義務教育学校」
少し長い名前になったが、一貫校の9年間を4・3・2年に区切り、小学5、6年生に当たる子ども達は中学の先生が教えるという。
よく言われる「中1ギャップ」を防ぐのが目的のようで、一人の校長先生に3人の教頭先生という体制のようだ。
この学校は西宮浜地区以外のエリアからの通学も認められている。
2020年4月7日に入校式と始業式が行われ、4月8日には入学式と進級式が、小学校1年生33人と通常の中学校1年生にあたる7年生93人とその保護者が集まった。
入学式は緊急事態宣言が出された翌朝となり、西校舎(元の西宮浜小学校)の運動場で行われた。
保護者と対面するような形に並べられた生徒たちの席には、新1年生と新7年生が座り、金地民樹校長が「大切にして欲しい7つの言葉」と7年生には「5年6年生のリーダーとしての活躍を!」という祝辞を贈った。
入学式の朝 新1年生の名前が並ぶ 力強く芽吹き始めたアキニレの芽 可愛い鉢植えが子供達を迎える
1年生〜4年生が旧西宮浜小学校校舎を使い、5年生以上は旧西宮浜中学校校舎での授業となるという。
地域と密接な関係を持つ西宮浜で始まる新しい学校教育が注目されている。
ただ、現在は市内の効率の小・中・高など、多くの学校が急行を余儀なくされている。
1日でも早く、この校庭に子供達の元気な声が響きますように!!
そのためにも、今は我慢で「自分もウィルスを持っているかもしれない!!」という、人にうつさない行動をすることを考えていきましょう!!