西宮女子U-10交流大会が『プチなでしこ武庫女杯』として17回目を迎えた。
今年の参加チームは選抜チームも含めて16チームが西宮浜にある多目的人工芝グランドに集まった。兵庫県内だけでなく、大阪・奈良・京都・滋賀に加えて愛知県からも2チームが参加している。
U-10なので小1〜小4の女子チーム。
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大会を運営されている黄島哲郎さんにお話を伺った。
「この大会は、サッカーをやめずに好きになってもらいたいと思って続けています。」
女子サッカーをしている人口はごくわずか。
「その人口を広げる為にも、底辺を広げていく努力をしないといけないんです。」
こんな女子サッカーの団体と西宮卸売市場のやまに青果さんの間にご縁ができた。
これまでも日本人の果物離れに危機感を持ち、アローツリーなど違う業態を立ち上げたり、食育に関心を持っていた八木清貴社長が『プチなでしこ武庫女杯』にフルーツを提供した。
「袋を開ければすぐ食べられるお菓子には、皮を剥いたり・水洗いしたり・切ったりしないと食べられない果物はなかなか太刀打ちできません。こうして果物を食べる機会や環境を作るのも食育の一つだと思っています。」
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開会式の後、いちごを取りに来た子供達の顔が輝いていた。
「スポーツのもぐもぐタイムにはフルーツを食べよう!!」というムーブメントを起こしたい!!と、この日のいちごのテントには『やまに青果』と『不揃いのリンゴ夙川店』の関係者が顔を揃えた。