ららぽーと甲子園の2Fにある「情報発信スペース・クリエートにしのみや」には、ダンボール家具がいっぱい。
時々、子供が「ねえ~見て!見て!ここ、ダンボールがいっぱいのお部屋だよ!!」と叫んでいるのが聞こえてくる。
ダンボールの波なみの断面がちょうど子供の目線の高さで、それで子供の目に飛び込んでいくようだ。
これらの、ダンボール家具たちはダンボールの伝道師を名乗る、クラフトマンエッセンスの小寺誠氏の提供。
取材で知り合って長いお付き合いになるが、小寺氏がアンテナショップからネットショップに移行する時期から使わせていただいている。
同時に、クラフトマンエッセンスの扱うダンボールの委託商品を販売する場所でもある。
子供達の工作興味を満足させるような、乗り物だけでなくガチャガチャや自動販売機などもある。
そして事務所にもなっているここにある段ボールのいすやテーブルは、すでに7年の歳月が流れたが相変わらずの存在感があり、まだまだ立派に使える。
最近はダンボール家具もだんだん認知が広がってきている。
昨年の東京オリンピックで使われたのがダンボールのベッドだったが、避難所でもベッドやパーテーションとして使われている。
まだまだこれから、可能性が広がってくるのかもしれない。
ららぽーと甲子園にある「情報発信スペース・クリエートにしのみや」>>では、実際に使っている家具だけでなく小寺氏と共同開発した9種類のダンボールクラフト「西宮風景箱」を販売していたり、クラウドファンディングで商品化した戦国武将兜の組み立てキット(立体紙組絵)などの販売コーナーもある。
「西宮風景箱」>>シリーズは、長年西宮の情報を発信してきたWEBメディア「西宮流(にしのみやスタイル)」が、西宮の素敵な風景を商品にできないのかと考えていた頃に、小寺さん自らがレーザーカッターでダンボールを加工する技術を身につけたことがきっかけとなった。
最初、6種類で始まった手のひらサイズの「西宮風景箱」>>シリーズも、現在は、甲子園球場や涼宮ハルヒの憂鬱などライセンスをクリアした商品も加わり9種類に増えている。
こちらのネットショッピングでも販売中>>
段ボールの特徴は、何度もリサイクルできること。
木製と違って、組み立てに工具も釘も必要ないこと。
何より、軽くて運送のコストを下げることもできること。
まさに、SDGsな商品であること!!
ダンボールの頑丈さの秘密は紙と紙の間に挟まっている波形の芯。
そしてまた、この波型の芯の部分の美しさもダンボール商品の大きな特徴。
ダンボール家具だけでなく、ダンボールのアート作品としても可能性が大きいようだ(^_-)-☆
<追記>
2022年4月26日(火)のマツコの知らない世界で、ダンボール家具やアート作品などダンボールの魅力がたっぷりと放送されるそうだ。
「涼宮ハルヒの憂鬱」のライセンス商品/ハルヒの風景箱についての記事はこちらから>>