西宮ならではの、西宮のおみやげを作りたい! という思いから西宮流 (にしのみやスタイル) が企画した段ボールクラフト「西宮風景箱」をご紹介します。
西宮を訪れた方にぜひお土産として・思い出として手に取っていただきたい。西宮の素敵な風景をおそばに置いていただけたら。そんな思いを込めて開発した品です。
西宮風景箱とは?
西宮の風景を詰め込んだダンボールクラフトです。
西宮の風景がいろいろラインナップされておりまして、甲子園観戦で西宮を訪れた方にぴったりの甲子園球場の風景箱や、ハルヒの聖地巡礼でいらした方にぜひゲットしていただきたいSOS団の箱もありますよ。
また、西宮にお住まいの方のお手元にも置いていただきたいのはもちろん、身近なあの人へのちょっとしたプレゼントにもいかがでしょうか。
「西宮のお土産」ってなに? という問題
「西宮って『これ!!』というお土産があんまりないですよね」という、たびたび耳にするコメント。私たち西宮流 (にしのみやスタイル) にとっても、開設当時から気になっていたことです。
いや! あの! もちろん、日本酒にハイクオリティなスウィーツ、おいしいお店や素敵なモノづくりの工房などなど、西宮には目の肥えた地元の人たちに愛されているものが山ほどあるのは、ご存知のとおりなんです (西宮のおみやげを特集した記事もありますのでよろしければぜひ)。
でも、西宮のアイコン的な、西宮ならではのお土産がほかにあってもいいんじゃないかな? と私たちは考えました。
西宮ならではのお土産を作りたい! の思いから西宮流が開発しました
西宮の魅力のひとつは、美しい風景や景観です。甲山、関学の美しい広場、酒蔵のある風景、夙川の桜、ヨットハーバーなどなど。
そこで、もうとってもストレートに、西宮の風景をつめ込んだ箱を作ることにしました。
そしてもしよければ、小さい宝箱みたいに、おそばに置いていただけたら。そんな思いを込めて「西宮風景箱」と名付けました!
いちおう、オンラインショップを除けば「西宮でしか買えない」お土産でございます。ららぽーと甲子園2Fのクリエートにしのみやと、西宮北口のジュンク堂で販売しています。
「マツコの知らない世界」にも出演したダンボール作家さんが作っています
西宮風景箱を製造してくれるのは、西宮にゆかりのあるダンボールクラフト作家、クラフトマンエッセンス・小寺誠さん。取材で知り合ったご縁から、西宮風景箱を共同開発していただきました。
クリエートにしのみやにお越しいただいてびっくりされる方も多いのですが、なんと段ボールでできた家具があるんです (ちゃんと座れます!)。そのダンボール家具たちや、戦国武将兜クラフトを手掛けられたのも小寺さんです。
小寺さんは「ダンボールの伝道師」として注目の存在で、2022年には人気テレビ番組「マツコの知らない世界」にも出演されました (その件の紹介記事はこちら)。
西宮風景箱のラインナップ
西宮風景箱には、現在8つの風景があります。ラインナップを順にご紹介しましょう。
1. 関西学院の時計台
第一弾としてリリースしたのは、甲山を背景に建つ関西学院の時計台とキャンパス。ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した阪神間モダニズムの美しい建物と風景は、学生だけでなく西宮市民にもとても愛されています。この商品は関西学院の創立125周年記念グッズにも採用いただきました。
2. 甲子園球場
第2弾のモチーフは、西宮で最も有名な場所、甲子園球場です。球場を訪れる人を出迎えるあの球場名サインと、特徴的な形状のスコアボード、そしてツタをあしらいました。甲子園観戦の記念のおみやげとして、また野球好きなあの人へのプレゼントにもぜひ。
なお、甲子園球場バージョンはサイズが2種類、大と小があります。黄色い枠のほうが大きいです。
3. 福をまねくえべっさん
ほんわかキュートなえべっさんの風景箱です。右下にデザインされているのは、1月の開門神事・福男選びで一斉に走り出す人たち。じつは西宮流は毎年のように取材に行っていまして、そこからもインスピレーションを得たデザインです。商売繁盛の願いを込めて、あの人への贈り物にもいいかもしれません。
4. 酒蔵
江戸時代から日本酒の名産地として名高い、灘五郷。冬の六甲おろしとミネラル豊かな宮水に支えられ、現在でも日本酒の生産量が日本で最も多い地域です。西宮には灘五郷のうち西宮郷、今津郷があります。伝統的な酒造りの道具や酒蔵の建物をあしらい、蔵の瓦屋根をイメージしたブラックで引き締まった大人っぽいデザインに仕上げました。
5. ヨットハーバー
新西宮ヨットハーバーは西宮の海の風景の代表格で、デートスポットや散策ポイントとして地元で愛されている場所です。この場所が全国的に有名なのは、堀江謙一さんが日本人で初めてヨットの単独太平洋横断をなしとげた航海の発着地だったから。堀江さんが乗ったマーメイド号は、功績をたたえるため、西宮で展示されています。そのマーメイド号をデザインした風景箱です。
6. 甲山
甲山 (かぶとやま) は西宮のシンボルです。兜を伏せたような独特のフォルムで、市内のあちこちから目に入ります。旅行や引っ越しで西宮を離れた人がふたたび戻ってきたとき、甲山を見ると「あ、西宮に帰ってきたで」という気持ちになる、そんな象徴的な山です。小学校の遠足やピクニックで訪れたことのある西宮市民も多いでしょう。豊かな自然を詰め込んだデザインにしました。
7. 桜咲く夙川
夙川は「日本さくらの名所100選」にも選ばれた場所です。ソメイヨシノだけでなく、オオシマザクラや夙川舞桜 (西宮のオリジナル品種の桜) も植わっています。桜が満開の春の夙川を表現した風景箱を作りました。川の上にある阪急夙川駅や、美しい尖塔をもつカトリック夙川教会、夙川の向こうに見える甲山など、夙川の印象的な風景を詰め込んだデザインです。
8. 涼宮ハルヒ: SOS団、時計塔に集合よ!
西宮の風景が作品のあちこちに出てくることで有名な「涼宮ハルヒの憂鬱」を風景箱に仕立てました。「いつもの駅前に集合よ!」というハルヒ団長の声が聞こえてきそう。聖地巡礼で西宮を訪れた方にはぜひ手に取っていただきたいです。
この箱のデザインにはちょっとしたサプライズがあります。ファンならよくご存知、SOS団がいつも集合する西宮北口駅前の時計塔。なんと、あの時計塔を現実に手掛けたデザイナーさんが、この箱のデザインを作ってくださったんです! 公園の改修工事で一旦は撤去され廃棄寸前のところを、ファンの熱い思いで再設置されることになった奇跡の時計塔、ちゃんと箱にもあしらわれています。
仕上げは自分で! 組み立て式ペーパークラフト
西宮風景箱は、ご自身で組み立てていただいて完成するところもポイントです。組み立て方は簡単で、風景パーツを番号順に重ねて、接合パーツで留めていくだけ。パッケージにも説明書きがついています。
地元を愛するみなさま & 西宮の思い出を持って帰りたいみなさまへ届けたい
西宮の象徴的な風景を詰め込んだ、カラフルでやさしい手触りのダンボールクラフト。
段ボールで形取られた風景は、リアルな写真とはまた違う魅力があって、あの場所で自分だけが感じた気持ちを呼び起こしてくれるようです。
甲子園観戦やハルヒの聖地巡礼で西宮へいらした方のお土産として、また、ぜひ地元・西宮の皆様にも手に取っていただきたいです。
お気に入りの風景をいくつか集めて、重ねて飾っておくのもすてきですね。
西宮風景箱はどこで買える?
西宮風景箱は、オンラインショップ「西宮流ショップ」でお買い求めいただけます。
現物を見てから買いたい方は、ジュンク堂書店西宮店 (アクタ西宮西館4階) でも販売しています。