西宮の老舗ウェブメディア、西宮流 (にしのみやスタイル) です。おはようございます。 ついに2023年、3年ぶりの福男が決定しましたよ!
全国のえびす神社 (えべっさん) の総本社、西宮神社で1月10日、開門神事・福男選びが行われました。2021年、2022年は新型コロナ流行の影響で福男選びは開催されず、2023年は3年ぶりに開かれました。
西宮流 (にしのみやスタイル) では現地・西宮神社を早朝から取材してきました。
Lucky man ran in Nishinomiya Shrine 2023
2023年の福男はこの方たち!
一番福
一番福は大阪商業大学4年の植本 亮太(うえもと りょうた)さん。くじ番号は5番。「運試しのつもりで参加した。一生懸命やるだけ、とがんばりました」と話していました。野球部で鍛えた50m5.9秒の俊足の持ち主で、圧倒的なスピードで飛び出して一番福を勝ちとりました。
二番福
二番福は、地元西宮に住む公務員の北野 壱真 (きたの かずま) さん。11番のくじをひき「いけるな! と確信した。門を触れる位置のスタートだった」と話していました。
三番福
三番福は大阪経済大学1年の田中 大翔 (たなか ひろと) さん。くじ番号43番、前から3列目からのスタートにもかかわらず「いける! と思った。できるだけ人の間に入るようにして走った」と話していました。
今回は福男はその人自身が福が訪れるのと同時に、周りに福をふりまく存在でもあるんだそうです。福男の皆さん、周りの大切な方たちと一緒に、素晴らしい1年を過ごせますように!
2023年 福男選びの動画
編集した動画はこちらのリンクからご覧ください>>
2023年西宮神社の福男選び。本殿にて撮影した動画です。
— 西宮流編集室(にしのみやスタイル) (@nishinomiya) January 10, 2023
3人の福男が抱き止められたあと、後続の参拝者が次々に入り、大変に盛り上がりました。
動画の最後、どなたか「ブラボー」言うてはりますね😆
福男さんたちは言うてなかったことを報告させていただきますw pic.twitter.com/pz7JFangTd
西宮神社の福男選び。3年ぶりの開催を取材してきました。
— 西宮流編集室(にしのみやスタイル) (@nishinomiya) January 10, 2023
一番福の方はスタートからかなり飛び出しているのがわかります。速い!!
一方、あとの方のブロックの方はゆったり楽しみながら走っていたりします。福男のいつもの風景が帰ってきました😊 pic.twitter.com/9nq2SiuNr5
»西宮流が撮影した福男選びのこれまでの動画はこちら。2009年からの動画があります。
開門神事・福男選びとは
西宮神社では毎年、1月の十日えびす (えべっさん) の本えびすの日 (10日) の早朝に、もっとも早く本殿まで参拝した人を福男と認定します。午前6時の開門と同時に門前に待ち構えた参拝者が一斉に走り出し、本殿までのおよそ230メートルを一気に駆け抜けるさまは圧巻です。
元々は地元だけの行事で、江戸時代に門前に待ち構えるスタイルが確立したといわれます。近年全国から参拝者が訪れるようになり、混乱を避けるため開門神事講社が結成され、くじ引きなどのシステムが整えられました。
福男の歴史や参加方法
西宮流 (にしのみやスタイル) では、2009年から福男選び当日の取材を続けてきたほか、歴史や参加方法など、えべっさんにまつわるあれこれをお届けしてきました。ぜひ他の記事もご覧になってみてください。
来年は福男にチャレンジしてみたい!という方はこちらの記事をご覧ください。くれぐれも、ご安全に。