第41回モントリオール世界映画祭コンペティション部門 審査員特別賞にも輝いた、2017年に封切られた映画『幼な子われらに生まれ』は、神戸女学院卒の三島有紀子監督の作品。
映画のストーリー上の舞台は東京の設定の家族の物語だが、その『家族』を象徴する場所として三島監督が「どうしても!!」と選んだのが名塩の東山台だった。
斜行エレベーターで上がると、商業施設のない住宅地が広がる東山台にこだわって撮影され、映画のポスターもタイトルバックも東山台の風景が選ばれている作品。
今回はドリパスの仕組みを使って、10月10日(月祝)の11時45分〜 TOHOシネマズ西宮での上映が決まった!!
上映後には、三島有紀子監督が駆けつけての舞台挨拶も決定♪♪
チケット購入はこちらから>>>
(TOHOシネマのサイトからの購入はできませんのでご注意ください。)
この映画、大河ドラマにも出演されている南沙良さんのデビュー作。
演技指導ではなく、子役とも丁寧にシーンの状況を話し合って演じ方を決めていったという三島監督の手法は、その後の南沙良さんの活躍の原点にもなっていると言う♪♪
南沙良さん自身がインタビューに答えているこんな記事もご参考に>>>
子供のいるバツイチ同士が新しい家庭を作る過程での、親子のさまざまな葛藤が丁寧に描かれている作品。
撮影時には、斜行エレベーター付近で浅野忠信さんの姿を見かけられた方も多かったのでは???
映画のお祭りのシーンでは、地元の子供会や生瀬のお神輿などもエキストラ参加し盛り上がった。
映画上映後の2018年には、名塩の北部図書館でトークショーを開催したこともあったが、久しぶりの三島有紀子監督を、劇場いっぱいの人で歓迎したいので日程が合う方は是非こちらからご購入ください。>> (TOHOシネマのサイトからの購入はできませんのでご注意ください。)
直木賞作家・重松清の同名小説を浅野忠信さん、田中麗奈さん主演のヒューマンドラマ。
<映画の内容>
重松清の傑作小説を原作に、つぎはぎだらけのパッチワークのような家族の中で成長していく不器用な大人たちを、リアリティあふれるタッチで、かつ優しく見守るように描いたヒューマンドラマ。
バツイチ子持ちで再婚した中年サラリーマンの主人公・信(浅野忠信)
二度目の妻・奈苗(田中麗奈)とその連れ子の二人の娘と共に、平凡ながらも幸せを感じて生活していた。
仕事への熱意はあまりないが、2度目だからこそ家庭を大事にし、連れ子にも父親として誠心誠意接しているつもりだ。しかし、奈苗の妊娠が発覚し、それを契機に長女(南沙良)が「ほんとうのパパ」に会いたいと言いはじめる…。
血の繋がりのない他人と家族になるために、「父」や「母」という役割に葛藤し、成長していく大人たち。彼らの姿を通して「幸せのカタチ」が浮かび上がっていく。
これまでにも、この作品のことについてはいろいろ記事にしてきましたが、ご参考に^_−☆