【西宮グルメ】
神戸の布引の滝の近くから採取する天然礦泉水を原料にして生まれた炭酸飲料は、なんと明治の時代に遡り日本でも一番古い歴史を持つ。
その布引礦泉所4代目の石井恭子社長が子供のころから口にし、一番好きな『ダイヤモンドレモン』が TBSの人気番組「マツコの知らない世界」で地サイダーとして紹介され、大きな反響とともに大注目を集めている。
元々、飲食店への流通が殆どで、一般の小売りとしてはごく限られたところでしか販売されていないということもあって、テレビの放映後は一時的に商品が手に入らなくなってしまった。
テレビでも「昔ながらの製法で110年間変わらない、すっきりした味わいの地サイダー。」として紹介されたダイヤモンドレモンは、神戸布引の天然水とグラニュー糖、フランス産の高級香料を混ぜ炭酸ガスを注入するというシンプルなもの。それをビン詰めにしている。
4代目の石井社長は「私が子供のころから親しんできたこのダイヤモンドレモンの味は、瓶でないと出せないんです。原料も製法も変えず、これまで創業時からの味を守ってきました。」と言う。
いろいろな料理との相性も良い飲み物だから、イタリアン、フレンチのお店はもちろん、和食のお店やカフェなどのドリンクメニューの一品として生産のほとんどが流通する。
小売りなどでワンウェイとなるのはグリーンの瓶、透明の方は、レストランなどで使われるリターナブル瓶となっている。
株式会社布引礦泉所
<住所>西宮市津門綾羽町8-15
<電話>0798-35-1313
<FAX>0798-23-1656
<ホームページ> http://www.nunobiki.co.jp/