『涼宮ハルヒシリーズ』というのは、角川スニーカー文庫(角川書店)から2003年6月に出版された『涼宮ハルヒの憂鬱』を初めとしたライトノベル。
作者は西宮市出身の谷川流さん、イラストはいとうのいぢさん。
このシリーズ累計の発行部数は全世界で2000万部を突破しているとか。
西宮市出身の谷川流氏が書かれたこの原作は、そのストーリー性から多くのファンを持ち、2006年に初めてアニメ化された時には「やっぱり西宮が舞台だった!!」と、西宮在住のファンをはじめとして多くの舞台めぐりのブログができた。
その当時はまだ一般的でなかった聖地巡礼をするファンの姿が市内のあちこちで見られるようになり、今の聖地巡礼の走りと言われている。
作品の内容は、一言で言えば学園SF物語。
涼宮ハルヒという女子高生が主人公で、その同級生のキョンの一人称の形で物語が進んでいく。
原作の筋立てがとても面白く幅広い年齢層の根強いファンを持つ作品だが、アニメを見ると西宮の見知った風景がふんだんに出てくるので、邪道だが市民としては背景を見るだけでも非常に楽しい。
最初はライトノベルとして出発したが、昨年には文庫本として発行されていることから見ても、この作品の人気の高さが伺われる。
アニメの背景に私たち市民が見知った風景がいっぱい出てきたものの、作品の中では西宮を特定していないということで、正式に西宮が聖地であるとは言われないままに、でも多くのファンがその風景を求めてやってくるという場所になっていた。
ららぽーと甲子園の2階にある『情報発信スペース・クリエートにしのみや』には、関連図書なども展示。
日本のアニメを観光のコンテンツにしようと、3年前にアニメツーリズム協会が設立。
そして『訪れてみたい 日本のアニメ聖地88』ファン投票が行われ、2018年度は『長門有希ちゃんの消失』で、2019年度は『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズで西宮が聖地として認定された。
これを受けて、2019年7月5日に正式にアニメツーリズム協会から西宮市へ聖地認定プレートと御朱印が授与されることになった。
今回、プレート授与を記念して下記のイベントを開催!!
2019年7月7日〜8月31日 SOS団 in 西宮に集合よ!オーバ〜♪♪➡
<順次公開して行きま~す。>