「坂本ですが?」聖地巡礼 兵庫県西宮市内のスポット

坂本ですが?

2007年リリースの地域情報ウェブメディア、西宮流 (にしのみやスタイル) です。
私たちは、西宮市出身で学文中学・鳴尾高校卒業生の佐野菜見さんの作品「坂本ですが?」のこともずっと応援してきました。
2016年には、アニメ放送を記念してスタンプラリーのイベントをやったりもしました!

この記事では、西宮市内の「坂本ですが?」の聖地を、地元・西宮のウェブメディアがご紹介します。

「坂本ですが?」とは

「坂本ですが?」(著者:佐野菜見 /発行:株式会社KADOKAWA)は、見るものすべてを魅了する、クールでスタイリッシュな男子高校生 坂本君の学園生活を綴ったギャグコメディです。

2011年に漫画誌「Fellows!(現:ハルタ)」で連載が開始され、コミック全4巻が発売されています。

作者・佐野菜見さんの母校の学文中学と県立鳴尾高校をミックスさせた「県立学文高校1年2組」に在籍する端正な顔立ちとスタイルの坂本君が、日常生活で巻き起こす人々の注目の的となる数々の行動を、作者・佐野菜見さんは「坂本君の秘技」として表現されていますが、まさに佐野さんの世界だと思います。

この作品には、今は変わってしまった懐かしい鳴尾高校の「体操服」が出てきたり、作中の先生の中にはモデルがいるとかいないとか…という声もあり、同窓生たちの間でも盛り上がっていたようです。

2016年4月にはTBS系列(関西ではMBS)でアニメ化され、豪華な声優陣と、美しくもシュールな映像に多くのファンが沸きました。

鳴尾高校近辺も風景が大きく変わっているところも多く、改めてこの作品から少し前の懐かしい鳴尾の姿も見えてきます。

西宮流と「坂本ですが?」のかかわり

「坂本ですが?」の著者、佐野菜見さんは西宮市ご出身で、西宮市立学文中学・兵庫県立鳴尾高校の卒業生です。
作品中で坂本君が在席する高校は「県立学文高校」で、彼は1年2組に在籍しています。
作中の「県立学文高校」は、鳴尾高校に学文中学をミックスさせてあるようです。

また、坂本君が歩く道路やアルバイトしている場所なども、佐野菜見さんが育った鳴尾エリアの場所が忠実に再現されていますので、西宮市民が読めば場所が浮かんできます。

しかし2024年現在、改めて鳴尾高校近辺を歩くと、風景が大きく変わっているところも多く、改めてこの作品で少し前の懐かしい鳴尾の姿が見えてきたりもしています。(何かの作品に残るって、こういう面白さもあるんですよね。)

坂本ですが
スタンプラリーのイベントをしていた時の鳴尾駅(梅田行のホームに地下道で続いていた。)
現在は「鳴尾・武庫川女子大前駅」となっている。
坂本ですが?
スタンプラリーのイベントをしていた時の鳴尾駅での飾り

2016年にはアニメが放送され、それを記念したスタンプラリーも行われましたが、その時には外国人も含めて多くのファンが西宮を訪れました。
スタンプラリーの時の特設サイトはこちら➡

スタンプラリーは西宮市や西宮観光協会の他に阪神電気鉄道㈱も参画し、改修中だった当時の鳴尾駅が「坂本ですが?」にジャックされ、ファンも大喜びでした。
西宮流は、スタンプラリーのマップの作製やスタンプラリーの一つのスポットとして多くのファンを出迎えました。
(当時、西宮流がららぽーと甲子園内にある、情報発信スペース・クリエートにしのみやを企画運営していた。)

「坂本ですが?」聖地巡礼スポット

2013年に発刊されたコミックに描かれた作品を片手に、今の街を歩いてみました。
コミックのコマの風景から推しはかって、今の様子と対比してみようとしましたが大きく変わってしまったところもたくさんありました。

ここには掲載していない場所もたくさんありますので、皆さんもぜひコミック片手に坂本君を探してみませんか??

県立学文高校

作品中で坂本君が在席する高校は「県立学文高校」で、彼は1年2組に在籍しています。正門では、生徒指導の先生とのバトルが繰り広げられます。

©Nami Sano
県立鳴尾高校の正門

1年2組坂本君(1巻第1話)

©Nami Sano

坂本はすけべですか?(2巻第7話)

©Nami Sano
高架になりすっかり様子の変わった現在の現場
高架になる前、赤胴車が走っていた頃の阪神電車(作中の場所とは違います)

坂本が消えた夏(2巻第9話)

©Nami Sano
坂本ですが
遊具が改修される前の公園
遊具の位置が変わっている現在の公園
©Nami Sano
笠屋町交差点付近
©Nami Sano
笠屋町交差点の歩道橋

下校のルール(3巻第12話)

©Nami Sano
©Nami Sano
本郷学文筋
©Nami Sano

カリスマヤンキー8823先輩(2巻第10話)

©Nami Sano

カリスマヤンキー8823先輩(2巻第11話)

©Nami Sano
©Nami Sano
©Nami Sano
今は白線は途切れてない

1-2メモリーズ(4巻第23話)

©Nami Sano

恋のかくれんぼ(2巻6話)

©Nami Sano

2016年、坂本ですが?がアニメ放映されたのを機に開催されたイベント➨では、西宮貝類館で貝の詰め合わせセットを作るワークショップも行った!

街角にある「坂本ですが?自販機」(旧国道)

「坂本ですが?」自販機がある街かど

<現地の実際の風景の撮影には、黒木 敦朗氏にお世話になりました。>

佐野菜見展(2024年10月30日~11月10日

佐野菜見さんの一周忌と『佐野菜見作品集』発売を機に、その才能や情熱を伝える原画展「佐野菜見展」が、10月30日(水)~11月10日(日)に西宮市の市立市民ギャラリー(川添町15-26)で開かれました。

『佐野菜見展』 西宮会場開催概要

■開催期間:2024年10月30日(水)~11月10日(日) ※11月4日(月)は休館
■開館時間:10:00~18:00(最終日は~15:00まで)   ※入館は終了30分前まで 
■料金:ローソンチケット発券➡:一般990円 学生440円 ※別途システム利用料110円
現地販売:一般1,200円 学生650円    ※すべて税込表記 ※未就学児無料
■会場:西宮市立市民ギャラリー(第3・第4展示室)  兵庫県西宮市川添町15-26
■主催:株式会社KADOKAWA、共同印刷株式会社
■後援:西宮市、西宮市教育委員会
■協力:西宮市立学文中学校、兵庫県立鳴尾高等学校、西宮市情報発信スペース「クリエートにしのみや」、合同会社西宮流、阪神電気鉄道株式会社
■問い合わせ先   kpjm_hansokubu@kyodoprinting.co.jp
公式サイト➡  

原画展の見どころ

①『坂本ですが?』『ミギとダリ』の原画に加えて『佐野菜見作品集』からの原画展示。
②貴重な未公開ネーム・下書き大公開。
③佐野菜見さんデビュー前のイラストなどの展示。
④作品世界を再現したフォトスポット!!

販売:原画展オリジナルグッズ

オリジナルグッズのラインナップをご紹介!
※『坂本ですが?』『ミギとダリ』の名シーンを再現したアクリルスタンドやステッカー
※アニメ『ミギとダリ』のエンディングイラストのポストカード
※カラー高級複製原画も販売します。
佐野さんのイラストでのグッズ制作は今回が初! ぜひ会場でお求めください。

投稿日時 : 2023-12-25 16:58:00

更新日時 : 2024-10-26 14:34:50

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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