2013年に、初連載作がコミックナタリー大賞を受賞するなど大ヒットとなった『坂本ですが?』を世に出した、佐野菜見さんの原画展がこの秋に開催されることが決まった!!
『坂本ですが?』や『ミギとダリ』などで人気の佐野菜見さんは、2023年8月に36歳の若さで急逝された。
佐野菜見さんの一周忌と『佐野菜見作品集』発売を機に、その才能や情熱を伝える原画展「佐野菜見展」が、10月30日(水)~11月10日(日)に西宮市の市立市民ギャラリー(川添町15-26)で開かれる。
『坂本ですが?』とは…
「坂本ですが?」(著者:佐野菜見 /発行:株式会社KADOKAWA)は、見るものすべてを魅了する、クールでスタイリッシュな男子高校生坂本君の学園生活を綴ったギャグコメディ。
2011年に漫画誌「Fellows!(現:ハルタ)」で連載が開始され、コミック全4巻が発売され、2016年にはアニメ化もされた。
『坂本ですが?』では、佐野菜見さんの母校学文中学と鳴尾高校をミックスさせた県立学文高校1年2組に在籍する端正な顔立ちとスタイルの坂本君が、日常生活で巻き起こす人々の注目の的となる数々の行動が、坂本君の秘技として表現されている。
何をさせてもクールでスタイリッシュに決めてしまう坂本君が通う県立学文高校とその周辺の住宅地などは、地元民が見れば「ああ!あそこ!!」とわかる風景がちりばめられている。
また作中に出てくる先生たちの中には、モデルがいるとかいないとか…(笑)
10月30日~11月10日「佐野菜見展」
2023年8月に亡くなられた佐野菜見さんの一周忌と『佐野菜見作品集』発売を機に、その才能や情熱を伝える原画展「佐野菜見展」が、10月30日(水)~11月10日(日)に西宮市の市立市民ギャラリー(川添町15-26)で開かれる。
原画約100点、貴重な未公開ネーム・下描き、デビュー前のイラストを展示するほか、原画展オリジナルグッズの販売も予定。
また、地元ならではの特別展示も企画されているとか…。楽しみだ!!
<地元ならではの特別展示の詳細は、第二報で!!>
【日程】
2024年10月30日(水)~11月10日(日) 午前10時から午後6時まで(最終日は午後3時まで)
※入館は終了30分前まで ※11月4日(月)は休館。
【料金】
ローソンチケット発券:一般 990円 学生 440円 ※別途システム利用料110円
現地販売:一般 1,200円 学生 650円 ※全て税込表記 ※未就学児無料
【会場】
西宮市立市民ギャラリー(第3・第4展示室)➡ 西宮市川添町15-26
TEL:0798-33-1666
■問い合わせ先:kpjm_hansokubu@kyodoprinting.co.jp
■公式サイトURL➡
佐野菜見さんデビュー前のイラストなども展示されるという。
この機会に、漫画家の貴重な資料に触れてみませんか??
今回の原画展に合わせて制作された、ステッカーやポストカード、トートバッグなど、「佐野菜見」の世界を堪能できるグッズも販売!!
また、会場にはアクリルスタンドやアクリルキーホルダー、複製原稿なども用意される。
作者/佐野菜見さんプロフィール
1987年4月17日生まれ。兵庫県西宮市出身。
2010年4月、Fellows! Vol.10A(エンターブレイン)に読切「ノンシュガーコーヒー」を掲載し、漫画家デビュー。
2011年に読切として発表した『坂本ですが?』が話題となり連載化。
同作は、2013年度「コミックナタリー大賞」第1位、『このマンガがすごい!2014』(宝島社)オトコ編第2位に選ばれるなど注目を集め、2016年にTVアニメ化。
2017年7月より連載第二作となる『ミギとダリ』を漫画誌・ハルタ(KADOKAWA)に執筆。
持ち前のギャグにサスペンスとホームドラマを加えた同作は全7巻で完結後、2作連続となるTVアニメ化を果たす。
2023年8月5日、36歳で急逝。(『ミギとダリ』のアニメが始まる前だった。)
現在開催中の「佐野菜見展・東京会場」の様子
今回の佐野菜見さんの原画展は、東京会場と佐野さんの地元・西宮会場の二か所で行われる。
一足早く、東京会場は2024年9月5日(木)~17日(火)の日程で開催されている。
開場は、豊島区南池袋のギャラリー路草➨
東京会場の様子の写真が届いた。
西宮の会場は、東京より大きく地元西宮ならではの企画もあるようなのでワクワク!!
地元・西宮会場ならではの展示企画が分かり次第、第二報で発信!!
楽しみに待とう!!