1905年(明治38年)に阪神本線開通と同時に開業 した駅。
鳴尾は、なるおと呼ぶ。
辰馬半右衛門氏(鳴尾の辰馬家)など鳴尾村の有力者が土地を提供し、現在地に駅ができた。
この結果、阪神電車の線路が、鳴尾駅付近で大きく南へカーブすることになった。
武庫川女子大学と包括連携協定を締結したことで、 2019年10月1日 に 駅名が「鳴尾・武庫川女子大前」に変更された。
鳴尾駅 2019年撮影 鳴尾駅 2016年撮影 鳴尾駅 2011年撮影
阪神電鉄の高架化に伴って、2015年~2017年にかけて改修された新しい高架駅の設計は、一級建築士事務所「武庫川女子大学建築・都市デザインスタジオ」が関わり、大学院生が設計プロジェクトに参画し、帆掛け船をイメージしたホームとなっている。

また駅名改定の時期に合わせて、改札口から東側の高架下を大学施設の一部として整備し、レクチャールーム、ジム、スタジオ、銀行、カフェ・レストランなどがある「武庫女ステーションキャンパス」としてスタートしている。
改札前にはカフェができた 鳴尾の歴史がデザインされている 鳴尾の歴史がデザインされたトイレ
駅の整備に伴って、駅の北側・南側の整備も進んでいる。
これから変わる駅北側 きれいな広場ができた南側 高架工事中 2016年撮影 高架工事中 2016年撮影
漫画「坂本ですが?」のアニメ公開を記念して、2016年11月~2017年3月までの間に開催したスタンプラリーの時期には、鳴尾駅に等身大のパネルが展示されたりした。
因みに「坂本ですが?」の作者は鳴尾高校の卒業生で、鳴尾高校やその付近の風景が背景として描かれている作品。
「坂本ですが?」のスタンプラリー関連の記事はこちら➡
大阪行きホームがまだ下にあった頃 坂本君にジャックされた鳴尾駅
関連記事はこちら➡