大きく変化しようとする鳴尾駅周辺を歩いてみた

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鳴尾駅

二年ほど前に阪神電車の高架の工事が終わり駅舎がきれいになっていますが、資材置き場などになっていた周辺の場所や道路が次々に整備されています。

鳴尾駅の改札を出ると『武庫女ステーションキャンパス(MSC)』の大きなパース写真がどーんと掲げられています。今年の9月中旬にはオープン予定と書かれています。

武庫川女子大のホームページを見ると・・・学生の学びと地域活性化の拠点として改札口から東側の高架下空間約700平方メートルを、大学施設の一部として整備し、オープンカレッジなどに利用できるレクチャールーム、金融機関、カフェ・レストランが入居する計画です。

さらに東側の高架下は、「武庫女ステーションキャンパス・アネックス」とし、ジムやスタジオを備えた健康増進ゾーン(アネックスⅠ)、看護を中心とした講義、セミナー室などの教育ゾーン(アネックスⅡ)を整備します。・・・と書かれていました。

新しい鳴尾駅のお手洗いの壁には、武庫川女子大の図書館所蔵の『摂津名所図会』の一部が描かれていたり、新しい駅のホームのデザインが帆掛け船をイメージ(武庫川女子大建築学専攻の大学院生が設計プロジェクトに参画)していたり、鳴尾の地を意識した造りになっています。

駅の南側にあった公園はちょっとしたステージもある、明るく広々とした公園に生まれ変わっています。
2019年3月20日までが整備工事中のようなので、もうすぐバリケードも外されるのでしょう。
新しくできる『武庫女ステーションキャンパス(MSC)』のすぐ前の広場ですから、いろんなイベントも開催されるかもしれませんね・・・。

昔は変電所だった北側のエリアも綺麗に整地されています。どのように変化していくのでしょう??
線路に沿った道路も広々としています。
様子が一変してきましたね・・・・。

本郷筋を超えて、さらに西に歩くと鳴尾八幡神社の前にでます。
神社の鳥居のすぐ前に阪神電車の踏切があり電車が走っていましたが、高架によって鳥居の前の風景が大きく変わりました。
15世紀の中ごろに創建されたという由緒ある大きな八幡神社は本殿がかなり奥にみえています。

さらに西に進むと以前あった『焼屋敷踏切』のところに出ます。
その昔は『焼屋敷』が兵庫県武庫郡鳴尾村の小字名でしたが、昭和32年と35年に行われた町名変更で甲子園七番町と上鳴尾町となり、『焼屋敷』という町名があったということは、阪神電車の踏切に名前が残るだけとなっていました。

今回、その踏切が廃止となりましたが今月、新しく表示板が設置されました。
踏切の名前って、本当に歴史を語ってくれたりしていてなかなか興味深いのですが、今回踏切はなくなりましたが、こうして後世に残るようです。

焼屋敷 鳴尾

フラッと歩いてみましたが、まだまだ大きく変貌しそうですね。

投稿日時 : 2019-03-14 19:13:04

更新日時 : 2019-03-14 19:42:53

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
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