阪神間には川の上にある駅が多い。
武庫川の流れの上には阪神電鉄の武庫川駅がある。
1905年(明治38年)4月12日 、阪神本線の開業と同時に設置された。
駅舎は橋の両端、つまり西宮市側・尼崎市側の双方にあり、その構造の珍しさからか2002年に近畿の駅百選に選ばれている。
1943年には、洲先駅までの武庫川線>>が開通し、1944年には武庫川駅から北へ延伸し武庫大橋駅ができる。
第二次世界大戦の影響を受けて、一時旅客営業はストップした時期もあったが、戦後再開し、1984年には現在の武庫川団地前駅まで南に延びた。
1985年には、ずっと休止中だった武庫大橋駅ー武庫川駅までが廃線となった。
2020年には、近鉄の8両編成が止まれるように本線ホームが40m延びた。
駅舎は、武庫川をはさんで西宮側と尼崎側の両方にあり、西宮側の駅舎からは武庫川線に乗り換えられる。
ホームに接するように、歩行者が自由に歩く通路が設置されていて、行きかう人は多い。
実はこの通路は、昔、西宮側に駅舎がなかった時には、本線から武庫川線に乗り継ぐときに使用したものらしい。
武庫川線には、本線から引退していた赤胴車➡ が2両編成で走っていたが、2020年6月2日がラストランになった。
6月3日からは、新しく5500系の4種類の車両が走っている➡