以前、備中屋利助の (榮) のはんこに見覚えがあって、一冊の冊子の中に
本人の記載のページと、代判人として押印しているページを見つけました。
今回見つけたのは年代も宗派も違う二冊ですが、これもハンコに特徴があって
(宇) という文字かなと気になり気が付きました。
左は天保5(1834)年浄土宗で、くら(具羅)の代判人になっています。
右は嘉永3(1850)年一向宗で、坐古屋北右衛門 32才 のページです。
あれ、1850年に32才ということは1834年では16才、自分がまだ誰かに代判を
押してもらうかもしれない年齢ですね。
同一人物かもしれないし、代判の1834年は父親でその後息子が改名して
名前を継いだのかもしれないですね。
. -活動日2014.6.26.(木) 団員4名+学芸員1名 郷土資料館にて-
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