甲山森林公園・彫刻の道

森林公園

甲山森林公園は、明治100年・兵庫県政100年の記念として1970年に西宮市の甲山の南にオープンした。
甲山から一直線に配置されているのがシンボルゾーンで、霧噴水に包まれた愛の像、笠形噴水、県の木・楠木の林とその南に彫刻の道が続く。

レストハウスから見た彫刻の道とシンボルゾーン


今回は彫刻の道に展示されている彫刻作品を紹介する。
彫刻の道は道の両側に14体の作品が配置されている。開園を記念して炎天下猛暑の中で、公開制作された作品との事。
普段横目に見ながら通り過ぎる人が多いように思われるが、一体ずつ紹介したい。
作品の説明は、作者名作「作品名・石材名(産地名産)で表示。

愛の像に向かって彫刻の道が始まる
斎藤正親作「指向」・フォルモーサ白(台湾産)
北野正治作「スカイ」・アラコバ(ギリシャ産)
丹下寿一作「山の伝記」・アラコバ(ギリシャ産)
井上直作「二つの台形」・伊佐白(日本産)
新谷秀夫作「郡鳥」・チャイナストーン(中国産)
谷井信市作「胎像」・黒マーブル(ポルトガル産)
田中昇作「トンボ」・ノルウェーローズ(ノルウェー産)
竹内厳作「獄」・邪紋(日本産)
山口昌児作「裸婦」・ボルイリコノーチェ(イタリア産)
田中薫「メビウスだけど」・アラバスカットコルリア(イタリア産)
新谷英子「蛾」・トラバーチン白(イタリア産)
広瀬照道作「過密な箱」・ボルイリコノーチェ(イタリア産)
桂修作「鳥と甲冑」・トラバーチン赤(イラン産)
鹿間厚次郎作「緑の狩人」・ノルウェーローズ(ノルウェー産)
振り返ってみる彫刻の道

じっくり見てみると色々と思いめぐらす事があり、作者の意図を想像することが出来るのでは?
製作から50年以上経っているので、少し色が変わっているかも知れないが、製作時は皆輝いていたことが想像できる。
甲山森林公園に行かれた時は、一度じっくり眺めてみることをお勧めしたい。

投稿日時 : 2022-11-26 09:22:07

更新日時 : 2024-03-04 08:07:30

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ライターT

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西宮市の歴史や街並みに興味深々です。

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