甲山森林公園は標高309.4メートルの甲山の大部分とその山麓に広がっている、兵庫県立の公園で1970年11月に開園した。約83ヘクタールの広さの森林公園。
明治百年・兵庫百年を記念して昭和45年(1970年)11月10日に開園し「兵庫森林浴50選」「日本の都市公園百選」「阪神・淡路百名所」などに選定されている。
園内にはシンボルゾーン(愛の像、笠形噴水、彫刻の道)や野外ステージ、広場、自然観察池なども整備され、園内の縦横に軽登山道もあり、バードウォッチングの愛好家やウォーキング、森林浴と市民の憩いの場となっている。
園内の東展望広場からは、すぐ眼下に関西学院大学が見え、武庫川の緑の向こうには大阪平野が一望に見渡せる。
広い園内には梅林もあり、早春には梅の香りが漂う。
また、梅林の近くには 頼山陽の歌碑➡があったり、さまざまな彫刻が並んでいる➡ ので、ゆ楽しく散策できるが、たまに猪と出会うことがあるので注意。
甲山森林公園を含む東六甲エリアには、徳川氏による大坂城改修のための石垣用の石を切り出した名残の石が残っていたりするが、その石を採取・加工した作業現場跡が園内に残っており、2018年2月には「東六甲石丁場跡」>>として国指定史跡となった。
森林がほとんどの園内には、渡鳥も含めてたくさんの野鳥が観察できる。
春には、オオルリの渡りも見られて人気。
木々の葉が落ちる冬場は、バードウォッチャーや野鳥を狙うカメラマンにとっては最適に季節となる。
また、9月ごろには「タカ柱」>>と言う、タカの群れが上昇気流に乗っていく様子が観察できると言う。
鷲や鷹などの種類の猛禽類も多い。
またこの公園の愛の像やその横の円形広場などは、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の聖地でもある。
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