西宮でも、渡鳥が観察できるところはたくさんあるが、甲山森林公園では9月ごろに鷹柱を見ることができる。
鷹柱とは、鷹や鷲などの群れが上昇気流にのって上空へと昇っていく群れの様子を言い、多い時は1000羽ぐらいの群れになるという。
鷹や鷲の種類の鳥は、上昇気流を捕まえて旋回しながら高く上昇し、そこから滑空しながら飛んで行き、低くなるとまた上昇気流に乗って上空へと上がるという繰り返しで長い距離を飛んでいく。
これらの仲間は日本で繁殖し、秋には沖縄・南島諸島を経由して東南アジアやニューギニアで冬を越すために大移動するが、 甲山森林公園あたりが渡りの途中の一つの羽休めの地点になっている。
大きな群れの場合は、肉眼でも見えるというが、観察には双眼鏡が推奨。
真っ青な青空のときよりは、薄曇りの時の方が見つけやすという。
毎年9月ごろには、森林公園の職員も観察しているが、探鳥会なども開催されるので、初心者の場合はそういうイベントに参加するのがいいかも??
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甲山森林公園で観察できる猛禽類・・・チョウゲンボウ・ハイタカ・ケアシノスリ・ハチクマ・ミサゴ・トビ・オオタカ・ハヤブサ・ハイイロチュウヒなど