マンホールは、地下の下水道や埋設された電気・通信ケーブルなどの保守点検のために作業員が出入りできるように作られた穴で、マンホール(manhole)はman(人)とhole(穴)からの造語。
要は、ふたを開けたら人が穴の中に降りていける大きさのもので、小さいものはハンドホールと呼ぶ。
何気なく歩いている道には実に多くのマンホールがある。
その中でも下水のマンホールの蓋は、最近とてもデザイン性に富んできている。
マンホールカードとは
たくさんの種類があるマンホールの中で、下水のマンホール蓋のデザインをカードにしたマンホールカードがある。
日本下水道協会が各自治体と一緒になってマンホールカードを作って配布しているが、そのマンホールカード検索サイト>>に行くと、2022年10月末時点でシリーズ累計623自治体が874種類を発行してきたとある。
発行していない自治体もあれば、数種類を発行していたりするところもあるようで、カードのデザインが変わるところもあったりする。
マンホールの蓋のデザインは基本的に、その土地の魅力を伝えるためのデザインが多いようだ。
西宮でも、マンホールカードが発行されている。


マンホールカードはどこで配布している?
各自治体によって配布場所はいろいろなようだが、西宮市ではららぽーと甲子園2Fの「クリエートにしのみや」>>で配布。
マンホールカードは、各自治体で配布するのは基本的に1ヶ所になっていて、そのカードもその場所に行って初めて受け取れる。
対面した一人に1枚が手渡しされる仕組みになっていて、郵送などは受け付けていない。
クリエートにしのみや>>は毎週火曜日と年末年始が休み。営業時間は10時~18時。
西宮市のカラーマンホールの蓋の場所
最近、市内で一番多くみられるのが「酒蔵と甲子園球場と桜の花びら」のデザインではないかと思う。
酒蔵の街・西宮、そしてランドマークの甲子園球場、そこに市の花の桜の花びらが散るデザインだが、カラーになると桜のピングがとてもかわいい。
マンホールカード配布場所の近くに、必ずカードと同じカラーの蓋を設置しないといけないようで、西宮市の場合は阪神甲子園球場の北側、43号線の北側の球場へと続くゲートの東端にある。

実は、カラーのマンホールの蓋はもう一か所あって、浜甲子園運動公園の西北。
枝川と浜甲団地通り角にあるシールドカッターヘッドのモニュメントが目印で、それの少し南側。
みやたんのマンホールカードってないの??
前述したように、マンホールカードは下水道のマンホールの蓋のデザインのカードで、みやたんは西宮の水の妖精なので下水道の蓋のデザインにはなっていないので、みやたんのマンホールカードはない。
ただ、まだ少ないが上水用のマンホールの蓋にみやたんが使われだしているようで、街なかで見かけたらラッキー。(みやたんのハンドホールは結構多いのでよく見る。)
みやたんがデザインされたマンホールの蓋も、カラーのものが津門中央公園の入り口付近にある。

写真が貼ってあるので正式なマンホールの蓋ではないが、みやたんの写真が貼ってあるマンホールの蓋が市役所前の三ヶ所にある。
一つは、公園の芝生の中のピーポー君とツーショット。
あとの二つは、六湛寺公園前の歩道の阪神の高架に近い場所。



カーナカードにはみやたんがいる
神戸市水道局、尼崎市水道局、西宮市上下水道局、芦屋市上下水道部、宝塚市上下水道局、阪神水道企業団が、安全で良質な水道水を供給するために連携している阪神間水道事業体広報連携企画「KAHNAT(カーナ)」というのがあり、そこで各市が発行しているのが「KAHNAT(カーナ)カード。」
マンホールカードと混同してしまう人も多いが、この上水の西宮市が発行しているカーナカード4種類の中にみやたんがいるカードがある。
カードの上に「みやたんマンホール」と記されているので、かなり紛らわしい。

このカーナカードは、西宮市役所第二庁舎7階エレベーターホール横で配布している。
カーナカードについての詳細はこちら>>
カラーの下水のマンホールの蓋や、上水のみやたんのカラーの蓋の場所はこちらから>>