マンホール(マンホールカード)

マンホールカード

マンホールは、地下の下水道や埋設された電気・通信ケーブルなどの保守点検のために作業員が出入りできるように作られた穴で、マンホール(manhole)はman(人)とhole(穴)からの造語。
要は、ふたを開けたら人が穴の中に降りていける大きさのもので、小さいものは、ハンドホールと呼ぶ。
何気なく歩いている道には実に多くのマンホールがある。

マンホールのふたの基本的なサイズは直径が約60cm。
それより小さいものもあるが、大きいものになると90~120㎝ぐらいのものもある。(二重になっていたりすることも多い)
マンホールの蓋が丸いのは、落下防止のため。

マンホールの蓋には、滑り止めもかねて様々な模様が入れられている。
デザインマンホールの始まりは、沖縄と言われている。
本土復帰以降、進まない下水道の埋設工事のPRにと、デザイン性の蓋が使用されたとか・・・。
幾何学的な模様も多いが、近年、各自治体の歴史や景色をデザインされたものが増えてきている。

マンホールカード

下水道のことをもっと知って欲しいという事からできた「下水道広報プラットホーム(通称、GKP)」という団体が、この全国にあるマンホールの蓋のデザインを縦88mm×横63mmのマンホールカードとして企画し、マンホールの蓋を管理している自治体と協力して各地からたくさんのマンホールカードが作られている。
全国でその数なんと、557自治体から717種。(2020年11月現在)

マンホールカード(下水道)は予約や郵送はできないという決まりになっていて、発行する自治体に足を運んで初めて手にすることができる。
そんな特別感にコレクション欲をそそられる人は少なくないようだ。西宮市でも、2017年12月から配布している。

2024年7月4日(木)から、再びららぽーと甲子園2F「クリエートにしのみや」で配布
営業:火曜日定休 10時~18時 
電話:0798-81-3888(7月4日以降)

2024年4月1日より一時的にマンホールカードの配布場所が変わります
・阪神西宮おでかけ案内所(阪神西宮駅戎口改札前)
 ※詳細は、阪神西宮おでかけ案内所(HP)をご確認ください。

西宮市の下水道もマンホールカードのデザインは「酒蔵」と「甲子園球場」と「西宮市の花の桜」からできている。

通常、マンホールカードの表にはマンホールの蓋のカラー版の写真。裏にはデザインの由来などが書かれているので、知らない土地のカードを集めるとその土地のこともわかる。
また表の、左下には緯度経度の数字があり、そこに行けばそこのカラーのマンホールを見ることができるようになっている。(ただ、必ずしもカラーではないようだ)
このほかにも、表の右上や裏側の日取り下の小さな数字も、それぞれに意味のある番号になっていて、表の右下のピクトグラムなどの秘密も知れば集める楽しさも倍増!!
詳しく知りたい方はこちらから>>

西宮市内で、カードと同じカラーバージョンが見られるのは二か所。
①阪神甲子園駅の南、43号線の手前のタイガースゲートの横。
②枝川と浜甲団地通りの角、シールドカッターのモニュメントの南側。

マンホールの蓋は、古くなると取り替えられていくが、道路によってはとても古いものがそのまま使われていたりもするので、下を向いて歩くと面白いデザインに出会うことができる。
少し、市内で見つけたマンホール(下水だけではない)を少し集めてみた。

西宮市の観光キャラクター・みやたんが上水の蓋のデザインに使われ始めているが、津門中央公園の一番北側の公園の入り口にはカラーバージョンのものがある。

みやたん 六湛寺公園
六湛寺公園内にあるマンホール(みやたんとマンホーのツイショット)
下水のハンドホールのカエル(ハルヒファンの間でも人気)

投稿日時 : 2020-11-30 16:20:14

更新日時 : 2024-07-22 13:33:30

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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