【西宮グルメ】
山手幹線沿いで夙川の少し東に静かに佇むフレンチレストラン。
辻調理師専門学校からフランスのリヨン校に行き、その研修先だったのがブルゴーニュ地方の食の都ボーヌの星付きのレストラン。
そんなシェフが店に選んだ地は、ご自身が生まれ育った夙川。
日々の食材を地元のマルシェで新鮮な野菜を購入するボーヌスタイルを学び、今は六甲の向こうまで自らが旬の野菜の仕入れに行く。
ブルゴーニュ地方の郷土料理「ジャンボン・ペルシエ」。
豚のもも肉の塩漬けをパテ状にしたものにはたっぷりのリヨンマスタードが添えられている。
パセリやニンニクが程よくアクセントになったパテにはマスタードがよく合う。
付け合わせの自家製のピクルスはマイルドで、料理の引き立て役。
口の中でホロホロととろけるほどに柔らかい牛ほほ肉赤ワイン煮込みは、白の粒胡椒が味を引き締めてくれるが、フランス人のお客様から「ふるさとの味だ!!」と絶賛されたという逸品。
本場仕込みのジビエ肉への最高の火入れ技術を持つ高谷シェフは常に5~6種類のジビエは用意しているという。
「特にジビエは、お肉の熟成度にこだわられる方も多いですね。いよいよジビエの美味しい季節が来ますよ。」と嬉しそう中尾のシェフ。
フレンチレストラン le benaton (ル ベナトン)
住所:西宮市寿町4-12
電話:0798-37-2655
営業時間:ランチ 11:45~14:00(ラストオーダー)
ディナー 18:00~21:00(ラストオーダー)
定休日:水曜日 不定休で月に2日