甲東園駅は映画にも出てきた関西学院の他に県立高校や他の私立高校などもあり、学生さんの多い駅です。
学生さんの多い駅なので、ちょうど試験の時期のこの駅は、平日の昼間でも多くの乗降客がありました。
ここでは、主に関学の学生さんのエキストラが多かったですね。復路は3月の設定、撮影は、年末も押し迫った頃。 なま足の女学生さんもおられ、見ている私たちの方が心配になりました。(取材中の私はもちろんダウンのコートです・・・)
向こうの方では、スタッフが臨時電車の到着時刻を気にされていますね。
10分に一本の電車が走っている路線で、その合間を縫っての臨時列車を走らせての撮影は、安全第一ですから、ダイヤが最優先でした。
今回の映画は、実際に電車を走らせての撮影もありましたが、それらは各駅での乗り降りのシーンだけでした。駅と駅の間のシーンは、宝塚の平井車庫に止まっている電車の中で撮影されました。駅での撮影はまさに時間との勝負です。最大2分半しか止まれない中で、扉の開閉ぐらいは二三度会ったとしても一発勝負の撮影が行われます。 カメラも、ホームだけでなく、電車の中のカメラからのシーンの撮影もあります。スタッフが大声で出発の時刻を叫んでいました。車内のスタッフもカメラチェックに必死です!!