西宮神社の表大門(通称:赤門)に続く旧国道が通る本町にその店はある。創業から和菓子屋などへ卸す餡を作り続けて一筋。清水社長の代になって、どこにも負けない餡子屋の作る『金鍔』が看板商品となった。
『金鍔』の歴史は古く江戸中期に遡る。その頃は形も丸く、それが刀の鍔に似ていたことから名づけられたという。『戎金鍔』と名づけられた粒金鍔・抹茶金鍔・芋金鍔(季節限定)は、えびすの門前町の名品!!
もちろん素材にはこだわる。北海道十勝の大地と降り注ぐ太陽が育てた同じ小豆でも、仕入れる地域や年によって微妙に違う豆。水加減や炊き方も変えながら作るのがおいしさの秘訣。最近は水にもこだわり、小豆の風味と味わいを引き出せる餡作りに日夜心を砕く。すべては、お客様の笑顔のために・・・。
西宮と言えば“えべっさん”。毎年、大勢の参拝客がお訪れる西宮神社のお膝元で、新しい商品開発にも力を入れる。「数年前から取り組んでいる『みやあずき』構想があるんです。なんとか新しい形にしたいと考えています。」
- 株式会社ラ・バニーユ 村上一晴さん
- 谷矢製餡株式会社 清水勝己さん
- 白鷹株式会社 澤田 朗さん
- 癒しの森ガーデンレストランAlice 八濱雅彦さん、孝美さん
- 有限会社松本商店 松本恭和さん