手作りスイーツとパンの店 Sajipan販売所&カフゑ

この記事は「Wow!」のメンバーが執筆・編集しています。タウン情報誌「あなたのまち にしのみや」に書き切れなかった取材のこぼれ話をメインにタウン情報誌完成までの制作秘話をお届けします。

みなさんこんにちは。Wow!(ワオ)のメンバーのあんあんです。あなたのまち にしのみやVol.4ではあんパンについての特集記事を組むことになりました。ここでは記事には載せきれなかった情報、こぼれ話を紹介していきます。

Sajipanのファンになる

Sajipan(さじパン)との最初の出会いは、鳴尾地区のまちCaféなごみで月に一度開催されるもっとほっとマルシェで販売されていたSajipan詰め合わせセットです。その日は予約限定販売で、パンセットを家に持ち帰ったのですが、袋を開けると焼き立ての香ばしくやさしい香りがしました。家族でぱくぱくあっという間に完食。私は塩バターパン、ツナパンとチョコベーグルパンを食べました。

一軒家パン屋さんへのアクセス

このSajipanさんに足を運んでみたいなと思っていたところ、今回の取材が実現しました。スタッフKさんと阪神電車の鳴尾・武庫川女子大学前で待ち合わせ、43号線の高架橋を渡り南方向へ10分ほど歩きます。バスでのアクセスは阪神甲子園駅から5分ほどバス乗車し鳴尾消防署前で下車、北に徒歩2分の住宅街の中になります。歩いていると壁面のかわいらしい動物のイラストが目を引くお家がありました。

この一軒家パン屋さんは、店主でありパン職人の佐治さんの想いがたくさん詰まった店舗のようです「こんにちは」と明るく声をかけていただきました。対面販売のカウンターには笑顔の店主がおられました。玄関ドアを開けて靴を脱ぎ、2階のカフェスペースに案内していただきました。小さいお子様も安心してパンを食べたりできるようにとテーブルとイスの脚はぶつけても痛くないよう丸いもの、安全に配慮した無垢の木のものを注文されたそうです。

松原さんとこのあんパン

あんパンについて。粒あんとこしあんの2種類あり、粒あん8:こしあん2の割合で人気があるそう。あんは神戸の老舗、松原製餡所のあんを取り寄せていらっしゃいます。松原製餡所は昭和22年創業、72年の歴史ある製餡会社です。パソコンで検索してみると多種多様なあんを製造されていると分かり、あんの可能性を知ったのでした。パン屋さんで取り扱うあんは自家製ではなく製餡業者が作ったものを使用することと法律で決まっているそうです。北海道十勝産の特別栽培小豆にてんさい糖を加えてたき上げたあんが気に入っておられるそうです。てんさい糖はビート株から作られた北海道の砂糖で、オリゴ糖が含まれています。てんさい糖は上白糖やグラニュー糖のようなはっきりとした甘さではなく、体にやさしくまろやかな甘みを感じることができます。次に、生地について話を伺いました。「玄米を強力粉に足すことで、生地にやさしい甘みが加わる。米は日本人にとってなじみのある味なので安心できる味わいになっています。」とおっしゃっていました。さらに焼き上げる前に丸めた生地に卵を塗ってパンに光沢を出すそう。「この子かわいい」と言いながら写真撮影時にパンを並べる姿が印象的でした。おすすめのパンはタウン誌をご覧になってくださいね。

店舗の特徴                                                    

店舗の特徴としては対面販売という点です。例えば小さな子供が好きなパンを指さして会話しながらパン購入できます。もちろん持ち帰りもできますし、時間に余裕があれば2階のカフェでイートインすることもできます。取材当日はおいしいアイスカフェオレを出していただきました。おいしかったです。

パン教室

こだわりの材料を使った手作りパンの味を気に入ってリピートされるお客さんも多いそう。お家に入ると1階にはパン工房&パン教室があります。パン教室の開催歴はなんと12年、延べ1000人以上の生徒さんとパン作りをしてこられたそうです。すごいですね。おおざっぱな性格の私あんあんは料理作りは好きなのですが、正確な計量が求められる菓子やパン作りは苦手です。買うほうが早いと思っちゃうんですね。ですが、今回の取材で一度パン作り教室に参加してみたいなと思いました。階段をさらに上がると、3階は多目的に使えるレンタルスペース。充実したキッチン設備が整っています。冷蔵庫はじめ台所用品一式が完備してあるお部屋には、広いテーブルがあるのでここなら貸し切りホームパーティも出来そう。これまで料理、ヨガ、ベビーマッサージ、鍼灸イベント等が開催されたそうです。おいしい手作りパンを購入するだけでなく、パンやドリンクをカフェでゆっくり楽しんだり、パン作りをしたり、豊かな時間を過ごす場所としても利用できそうな一軒家パン屋さん。このSajipanの佐治さんは、主婦として毎日家事をこなしながら、店舗経営をされているということで尊敬の念がわいてきました。2022年7月で祝開店5周年。パン職人が一人ということで多忙だろうと想像します。どうぞお体大切においしいパンを作り続けてくださいね。「やりがいはお客さんにパンのおいしい食べ方を伝えること」今回の取材のために焼いてくださった予約限定販売のあん食パンを分けていただきました。家のトースターで温めるとサクッとした食感があり、次にきめ細かいやさしい甘みのこしあんと生地のおいしさがきて、もう一度食べてみたいなと思うパンです。納得のいくまで試行錯誤を繰り返し完成まで4年の歳月を費やしたそう。高級感がありおもたせとしても喜ばれる一品です。

スタンプラリーはじまります

「あなたのまち にしのみやVol.4」ではスタンプラリーを開催しています。スタンプラリーの台紙でもある「あなたのまち にしのみやVol.4」を手に取って掲載店舗を回ってみてみてはいかがでしょう。スタンプ4個獲得で読者プレゼントに応募できます。今回のプレゼントは西宮市内のスペシャリティコーヒー店のドリップバッグ5個セット!皆様のご応募心よりお待ちしています。

投稿日時 : 2022-07-08 12:00:00

更新日時 : 2022-06-30 14:53:02

この記事の著者

就労移行支援事業所 Wow! (ワオ)

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