2021年3月11日。東日本大震災から10年。
その節目に、西宮のオリジナルの桜>>が南三陸町に贈られる。
贈られるのは、4種ある西宮オリジナル桜のうち、西宮権現平桜>>17本と夙川舞桜>>10本。
三陸町の震災記念公園に植えられる予定。
南三陸町は東日本大震災の後、西宮市から職員が派遣されたりという繋がりのあった場所。そんなご縁で、西宮のオリジナルの桜が根付く。
もう一ヶ所、職員派遣で繋がりのあった女川町にも2017年に友好の証として西宮のオリジナルの桜が植樹されている。
その年、女川町から贈られた『津波桜』(震災で生き残った女川町のソメイヨシノ)は、越水浄水場で花を咲かせている。
2017年植えられてまもない頃の写真
この10年間、様々な繋がりは官民のあちこちで作られてきた。
西宮神社で行われている「福男選び」も、岩手県釜石市の「韋駄天競争」や宮城県女川町の「津波伝承 女川復幸男(ふっこうおとこ)」などへとつながっている。
福男で使う黄色い手袋は東北の被災地へのエール