明治2年の宗門帳にはいろいろな職業が書かれていましたが、悩んでいます。
まず①の一文字目が「薬」「葉」「菜」あたりで悩んでいて保留。
「薬」は ②「薬種」(やくしゅ)が出てきて、①と似てるけれど少し違うかも。
ただ、②は「菜種」(なたね)の可能性もなくはないけれど。
よく似ている③は「菓子屋」と読めるから、それなら①は「菓物」となる?
「葉」は ④「田葉粉」(たばこ)があって、これはかなり違う感じ。
それに野菜関係なら「葉物」ではなく ⑤「青物」と言うのではないかと。
また「菜物」(なもの・さいもの?)などは聞いたことがないし…。
など考え、くだものを扱う「菓物」屋だろうと考えました。
くだものを水菓子と言っていたし、辞書を引くと果物を菓物と書くことも
あるとなっていたので、そんなにおかしな言葉でもないと思います。
文字はきれいで読みやすいほうなので、ページ数は多いけれどがんばります。
これは西宮歴史調査団公式ブログではなく、団員による個人的なブログです。
西宮歴史調査団についてのお問い合わせは西宮市立郷土資料館へ。
西宮市川添町15-26 tel:0798-33-1298 月曜休館