古文書班

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調査団 古文書班・221013・男子女子

浜之町の明和6(1769)年度分の調査に着手しましたが、年代が古いからか、町が違うからか、今まで調査したものと少し違いがあります。戸主の子供の続柄を書く場合、今までは「忰・娘」がほとんどでしたがこの帳面では「男子・女子」と書いてあります。...
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調査団 古文書班・221005・浜之町宗門帳

このブログの更新は滞っていますが、宗門帳調査は進んでいます。今年度は資料表紙の写真撮影からスタートして、6月には浜鞍掛町25冊の内容を読み始め、そして10月から浜之町に着手となりました。浜之町で残っている一番古いものは明和6(1769)年...
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調査団 古文書班・令和4年度活動開始

4月から西宮歴史調査団の令和4年度の活動がスタートしています。今年度の活動は石造物班・古文書班・竜吐水班の3班になります。古文書班は昨年度末で浜久保町宗門帳の調査に一区切りついたので、浜鞍掛町と浜之町の調査にとりかかっています。まずは調査...
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調査団 古文書班・為野藤次郎

以前、芦屋親王寺のふすまの下張りはがしの手伝いの時に見かけた資料の「西宮札場筋南久保町 為野東二郎」に関係のあると思われる人物が浜久保町宗門帳の調査中に出てきてびっくりしています。「藤次郎」と「東二郎」の漢字が違うのは、江戸時代には音が同...
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調査団 古文書班・旦那寺いろいろ

最近の調査で新しく見かけた旦那寺です。今調査中の浜久保町宗門帳では宗派ごと寺ごとにまとめて書かれていて、「○○宗」と書いたタイトルページの後にその宗派の寺がつづくので、各ページの個々の寺名の前には宗派は書かれていません。 真言宗摩耶...
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調査団 古文書班・当て字の名前

当て字というのもちょっと違うのかもしれませんが、名前に使われている漢字に首をかしげたくなることがたまにあります。 はじめ見たときは見当もつかず、調べてみて「佶(きつ)」という字があると分かり、「佶松」「佶右衛門」「五郎佶」「藤佶」と...
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調査団 古文書班・代判人の住所

借家家主の住所が、今までの浜東町宗門帳などと違ってきていますが、代判人の住所もずいぶんあちこちに散らばっています。 成人男性は一人前として自分のはんこを持って使っています。まだ若い(幼い)男子や女性(年齢関係なく)には、保証人という...
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調査団 古文書班・変体仮名

今私たちの使うひらがなは一音につき一文字ですが、明治時代中頃に教育方針としてそのように決められるまでは一音にいくつもの文字が使われていました。例えば今の「に」は「仁」という漢字を元に出来たひらがなですが、「爾」や「耳」を元とするひらがなも...
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調査団 古文書班・相州浦賀罷下

以前「江戸表へ罷下」という記載について紹介しましたが、浜久保町宗門帳にも似たような内容がありました。戸主がいない間は代判人が立つのは同じですが、今回のケースでは年度内に帰ってきまた出ていくという様子がわかっておもしろいです。この宗門帳が作...
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調査団 古文書班・事務作業のメモ

宗門帳は西宮町では毎年10月はじまりで提出されていました。今私たちが調査しているのはおそらく町が持っていた控えの帳面で、町民の動向を把握して次年度の作成用にいろいろ記録されています。過去の紹介例 → 引越・縁付・養子・死亡など今までに調査...
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