円形広場と春の唄

アクタ

西宮北口駅の北改札口を出て回廊をアクタ西宮方面に行くと、アクタ西宮東館と西館の間に円形広場がある。
この広場の北側に、この地域に住んでいた貴志邦三氏の作詞による「春の唄」の記念碑が掲げられている。

春の唄の記念碑は新しくなり楽譜も表示されている

貴志邦三は北昭和町に住み、大正14年(1925)から神戸女学院でおしえた。「春の唄」の二番の歌詞は、北口界隈の市場を心において作詞 昭和12年(1937)に「国民歌謡」の1つとしてとして発表された。
昭和47年(1972)に西宮市民文化賞受賞を受賞。
作曲家の内田元氏も西宮に在住していた。

始めに設置された春の唄の銅板(文字は貴志邦三氏の自筆を転写)
円形広場北側に設置された記念碑
春の唄に歌われた北口の商店街
円形広場は西宮北口駅と回廊で繋がっている

<記念碑に書かれた北口の市場がモデルとされている1番と2番の歌詞>
(1)ラララ 赤い花束 車に積んで
春が来た来た 丘から町へ
すみれ買いましょ あの花売りの
かわい瞳に 春のゆめ

⑵ラララ 青い野菜も 市場について
春が来た来た 村から町へ
朝の買い物 あの新妻の
かごにあふれた 春の色

月村光子さんの歌う春の唄はこちらから。

投稿日時 : 2023-04-02 17:22:21

更新日時 : 2024-02-29 12:22:30

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西宮市の歴史や街並みに興味深々です。

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