西宮北口駅の北改札口を出て回廊をアクタ西宮方面に行くと、アクタ西宮東館と西館の間に円形広場がある。
この広場の北側に、この地域に住んでいた貴志邦三氏の作詞による「春の唄」の記念碑が掲げられている。
貴志邦三は北昭和町に住み、大正14年(1925)から神戸女学院でおしえた。「春の唄」の二番の歌詞は、北口界隈の市場を心において作詞 昭和12年(1937)に「国民歌謡」の1つとしてとして発表された。
昭和47年(1972)に西宮市民文化賞受賞を受賞。
作曲家の内田元氏も西宮に在住していた。
<記念碑に書かれた北口の市場がモデルとされている1番と2番の歌詞>
(1)ラララ 赤い花束 車に積んで
春が来た来た 丘から町へ
すみれ買いましょ あの花売りの
かわい瞳に 春のゆめ
⑵ラララ 青い野菜も 市場について
春が来た来た 村から町へ
朝の買い物 あの新妻の
かごにあふれた 春の色