西宮北口駅と直結する商業ビル・アクタ西宮の円形デッキの北側に一つの歌碑のプレートが設置されている。
貴志邦三氏の作詞による「春の唄」の記念碑が、ここに設置されたのは2001年。
「にぎわっていた震災前の風景と震災の記憶を次の世代につなぎたい」と西宮ロータリークラブが設置し、市に寄贈した。
経年劣化で初代の銅板製の文字が読みにくくなっていたが、ステンレスで蘇えった。
作詞の貴志邦三氏(1898~19836年)は、この辺りに住んでおられたそうで、その歌詞は震災前まであった市場の様子がモデルになっているという。
春の唄の作詞者・内田元氏も西宮にお住まいだったようで、明るい歌詞とメロディが当時大ヒットしたという。