西宮市の公民館活動は昭和20年代から活発に展開されてきた。1959年(昭和34年)に鳴尾公民館が独立の公民館として設置され、その後1964年(昭和39年)に「中央公民館」が設置された。(参考資料:公民館とコミュニティ活動 倉田和四生 1990年3月)
中央公民館が設置された両度町は、太平洋戦争末期に航空機錬成場が置かれ、敗戦後の1948年(昭和23年)に公営の鉄筋集合住宅が建てられた。
当時の西宮球場から西に延びる道路の津門川に架かる球場橋の東北に中央公民館は開設された。
2000年8月に阪神淡路大震災後の整備事業として完成したのが、「プレラ西宮」だ。
この建物は6階までに郵便局や専門店街、中央公民館、病院などが入っており、7階以上13階までは全77戸の住宅となっている。
プレラ西宮5階にはプレラホールの受付と中央公民館の受付があり、この階に「プレラホール」がある。
中央公民館は6階にあり、約105人収容出来る講堂や各種集会場、和室や茶室、実習室、工芸室等がある。
使用した古い写真は西宮市歴史資料チームの提供による