オスは白、黒、灰色のモノトーンですが、虹彩は黄色の美しいカモです。メスは茶色っぽいですが、口ばしの根元に大きな白斑があります。
甲子園浜では数100羽の群でいることが多いです。
カモの中でも大きくがんじょう口ばしの持ち主なのは、貝が好物だからでしょう。
薄暗くなってからが狩りの本番です。鳴尾川河口で、目前で狩りを始めた時は。大きな貝をくわえ、カラカラ口ばしで回しているような音が聞こえてきました。でも貝がらを割るのは、口ばしではなく、砂嚢です。砂嚢の力、すごい!
昼間に大群が一斉に行進しているような行動も見ものですが、日がとっぷり暮れた夜、沖合の湾岸道路の灯で光った海面で次々と水中に消えていく様は、なかなか壮観です。
甲子園浜でみられる野鳥たち➡︎
日本野鳥の会ひょうご
親子バードウォッチングスタッフ:松岡和彦氏(文・写真)