ウのなかま。
4本の足の指すべてにみずかきがついていて、くちばしの先はかぎ型なのは、水中で敏捷に泳ぎ、くちばしで捕まえた魚はにがさないため。
1970年代ころまでは少なかったのが、今やあちこちの川や池、海にいる。
岩の上で濡れた翼をひろげている姿もよく見かける。
カモのなかまは羽毛に油分をよくつけているので水をはじくが、カワウの翼には油分が少ないので乾かしている。
川に生息する「鵜」だが、海岸べりでもよく見かける。
鵜飼いに使われているのはウミウ。(カワウより大きい)
ただ、カワウよりずっと数が少ない鳥。
全体に黒っぽく見えるカワウだが、背中あたりは「青海波」の模様でとてもきれい。
日本野鳥の会ひょうご
親子バードウォッチングスタッフ:松岡和彦氏(文・写真)