酒蔵や酒屋さんの入り口によくかかっている杉の葉で作った大きな玉。
酒林(さかばやし)とか、杉玉とか、酒旗とか
いろいろな呼び方があるようだが、
「新酒ができました。」とか「ここは酒屋です。」
という印のためのもので、毎年秋に一年に一度取り替えられる。
日本酒の街・西宮では、蔵元や蔵元のアンテナショップ、
日本酒関連の博物館などでよく目にする。
掲げたときはみずみずしい緑の大きな玉が、
一年すると茶色い球になっている。
白鹿記念酒蔵博物館のエントランスにも、
大きな酒林が掲げられるが、直径は70~80㎝で、
出来たてのころは60キロぐらいの重さになるという。