鯉のぼりは、江戸時代に武家で始まったようだ。
端午の節句に、男の子の健康と成長を願って家庭の庭先に、鯉の形に模して飾った。
夙川に泳ぐ鯉のぼりは、1995年の阪神淡路大震災で被災した子供達に元気になって欲しいと、静岡のボランティア組織が贈ったことが発端となって始まった。
阪急神戸線から南、臨港線までの間の飾り付けは、そのエリアの自治会や香櫨園小のPTAOB 、ボーイスカウトなど様々な地元住民らが行い、今では風物詩となっており多くの市民が楽しみにしている光景となっている。
週末には、鯉のぼりの泳ぐ下で水遊びをしている子供たちの姿も見かけるが、新型コロナ感染拡大の時期は、鯉のぼりの飾りつけもなく寂しい年もある。