夙川の鯉のぼりとカルガモの親子と・・・

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夙川

定期的に『浜・川・山の自然たんけん隊』の事務局からお知らせが届きます。

御前浜・香櫨園浜を中心に自然を守る活動をされている団体ですが、今朝、そこから『令和のカルガモ親子、夙川下流・御前浜河口に』というリリースが届きましたが、同じタイミングで西宮流のスタッフから夙川の鯉のぼりとカルガモの写真が届きました。

『浜・川・山の自然たんけん隊』のリリースによると、はじめは12羽いたが10羽に減ってきているようです。毎日の観察中の目の前でカラスにおそわれるということもあったとか・・・・。
2カ月後、飛び立てるの何羽だろうと心配されています。
夙川

スタッフから届いた写真では、木の枝が手前にあって何羽いるのか確認できませんが、野生の世界は厳しい現実ですね。

かわいいカルガモ親子を通じて、自然や生物多様性への関心が広がりますように!・・・というのが『浜・川・山の自然たんけん隊』の願いです。

ちなみに、リリースにあった記事にはこんな記述が(^_−)−☆
「『野鳥の名前』(山と渓谷社刊)によると、『万葉集』の天武天皇の皇女である紀皇女(きのひめみこ)の歌に「軽の池のうらみ行き廻る鴨すらに玉藻のうへに独宿なくに」がある。「軽の池」に藻が生えているから、この歌の季節は夏で、この季節に見られるカモは、冬鳥のカモではない。このカモを、池の名前の「「軽」をつけて軽鴨、今のカルガモであろうとされている。この「軽の池」の「軽」は奈良県橿原市大軽の辺りとのこと。」

カルガモの名前の由来も、万葉集????

さらに、可愛いカルガモ親子の姿から三つのことを気づいて欲しいと書かれていました。
①カルガモの特徴、魅力を知ろう。
クチバシの先端が黄色。顔には黒褐色の線。どの季節でも見られる留鳥で渡り鳥ではない。

水場、休んだり巣作りできる草地、藻など餌になるものがあること、安心できる環境など、生態系のつながりの中で生きている。
10数羽の雛が生まれるが、カラスなどに捕食され、成長できるのはわずか。残酷だけど、食物連鎖の意味も知ろう。
ただ香櫨園浜のバーベキューの生ゴミ目当てで、カラスが増えすぎていて、悪影響が心配。

カルガモをきっかけに、野鳥の多様性を知ろう。
世界には9千種、日本には500種あまりの野鳥がいる。夙川や御前浜、甲子園浜には100種前後の野鳥が。いま夏鳥のツバメ、コアジサシの渡り鳥が夙川河口に。

夙川に泳ぐ鯉のぼりを見ながら、カルガモ親子も探してみてね。
動画はこちらから➡︎
夙川の鯉のぼり

『浜・川・山の自然たんけん隊』とは➡︎

投稿日時 : 2019-05-11 11:48:27

更新日時 : 2019-05-11 15:28:46

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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