『 マッサン 』は NHKの連続テレビ小説として、2014年9月29日から放送[全150回]された作品。
<ストーリー>
明治から大正へ、大阪が日本一華やかなりし時代。海外から洋酒も輸入され船場商人たちが活況を呈し、新しい時代の息吹を感じさせるワインや洋酒の製造が始まっていました。そんな中、不可能だと言われていた国産初のウイスキー製造のために、大阪から本場スコットランドへと単身で渡った男がいました。
大正9(1920)年、マッサンこと亀山政春は、 2年の修業を終え、本場の技術を身につけ帰国しました。なんと、スコットランド人の嫁さんエリーも連れて ―― そこから、波乱の日々が始まります。
連続テレビ小説「マッサン」の公式サイトより➡
実はこのドラマいろいろと西宮にご縁がある。
そのⅠ
マッサン夫婦が借りている家の大家さん(野々村家)の家として撮影されたのは、甲子園口にある 「温山記念館」

その2
マッサンが創業に夢をかけたウィスキー作り(ニッカウィスキー)と甲東園の芝川さんの果樹園は深いご縁があった 。
マッサンのモデルは、ニッカウヰスキーの創業者・ 竹鶴 政孝氏。
現在の千島土地株式会社の芝川ビルを建てた芝川家6代目当主・芝川又四郎は、ニッカ創業者・竹鶴政孝氏の大家であった縁で、後年、竹鶴氏が大日本果汁㈱(現・ニッカウヰスキー㈱)を設立するにあたり、資金提供することになるのですが、この芝川さんの別邸や果樹園があったのが西宮市の上甲東園一帯です。
甲東園駅から関西学院大学までの道路は、元々、芝川さんがご自身の果樹園のために作った道路で、関西学院大学も果樹園の一部だった。
芝川家とニッカウヰスキーの関係は千島土地のホームページ➡


その3
ニッカウヰスキーは、昭和9年に北海道余市町に設立された「大日本果汁株式会社」に遡ることができるが、 昭和34年に西宮工場が稼働した。
その後平成13年には アサヒビールの完全子会社となってたが、 平成24年8月に隣接するアサヒビール西宮工場が撤退したあとも操業を続けている。
2022年2月、残念ながら2024年3月に操業を終えることが発表された。