西宮砲台

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香櫨園浜(御前浜)>>にある江戸時代末期の砲台跡。国の史跡に指定。
高さ約12m・内径約17m・壁厚1.21m(1階底部は1.53m)の石造。
外壁は漆喰で塗られ、内部は3層となっている。

香櫨園浜 

明治17年の火災により外郭部を残すだけになっていたが、明治41年、阪神電鉄が払い下げを受け、明治43年には屋上を電灯で飾り、海水浴客を見込んだビヤホールとして数年使われていたと言う。

この西宮砲台も貴重な幕末のレイヤーの一つ。
日本で4つしか造られなかったタイプの砲台で、国家プロジェクトとして造られ、当時のままの自然の浜と建物の周りを取り囲んでいた土堤(西側の松林がその名残)が残っている御台場は全国でもここだけ。
西宮ならではの誇れる歴史と言える。

この砲台に関しては「試し撃ちをしたところ、煙が充満して使いものにならなかった。」と言う話が伝わっていたりするが、これはその時の使い方がそもそも間違っていたと言う研究もある。
江戸幕府の命で勝海舟の指揮のもと作られた砲台だが、その後明治となり使われることはなかった。

香櫨園浜(御前浜)>>

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